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裏庭のまぼろし 家族と戦争をめぐる旅
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2024/07/24 |
JAN | 9784750518497 |
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裏庭のまぼろし
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
女性が亡き親族の足跡から戦時中の世相や市井の人の暮らしを描くという点で、星野博美氏が思い出されるが、作風はもっと情緒的。従軍した大叔父の亡くなるまでの手記、婚約者との書簡、長男として意に染まぬ家業を継ぎ徴兵されなかったことで図らずも研究職となった祖父の複雑な心情が感じられる。著者...
女性が亡き親族の足跡から戦時中の世相や市井の人の暮らしを描くという点で、星野博美氏が思い出されるが、作風はもっと情緒的。従軍した大叔父の亡くなるまでの手記、婚約者との書簡、長男として意に染まぬ家業を継ぎ徴兵されなかったことで図らずも研究職となった祖父の複雑な心情が感じられる。著者の姉だという銅版画家の装丁と挿画もいい。 P17 その時々の季節の、大気と植物と水と土の醸し出す匂い。畑に足を踏み入れるとき、草木の茂みにホースで水を撒くとき、子どものころの感覚がふっと甦る。 P238 わたしの知らないうちにこの場所に生きて去っていった人たちの、今ここにいていつかはいなくなる人たちの、今ここに存在しているものたちすべての、まぼろしのような儚さのせいかもしれないと思う。年月というもの。生死ということ。
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祖父達の歴史を紐解く著者が羨ましい。過去の親類の事を知りたいと思った時には、皆他界。知る術は、従兄弟達位。今度、しっかりその従姉妹に聞きまくろう。
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戦争体験はどこかちょっと離れたところにあるもの、と思いがちだった。 でも、太平洋戦争の時に、父母や祖母や祖父や親戚などがどうしていたのか、そうしたことを覚えている人たちは実は身近にいる。でもだんだんいなくなってしまう。
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