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まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2024/07/24 |
JAN | 9784334103804 |
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まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
私は大学院に通っている。前期課程(修士課程)の1年生なので、修論を2026年の1月頃までに書き終わって提出し、アクセプトされれば修士号を取得できることになる。 大学院生とは言っても若くはない。大学を出た後、企業に長年勤め、引退した後で勉強し直そうと思って大学院に入学したのである。...
私は大学院に通っている。前期課程(修士課程)の1年生なので、修論を2026年の1月頃までに書き終わって提出し、アクセプトされれば修士号を取得できることになる。 大学院生とは言っても若くはない。大学を出た後、企業に長年勤め、引退した後で勉強し直そうと思って大学院に入学したのである。 修士論文を書くことは簡単な話ではない。論文のテーマを決め、リサーチクエスチョンを決め、先行研究を調べ、整理する。研究室の教授の指導を受けながらではあるが、それは手取り足取りというわけでもなく、ある程度、自分でやり方を考えながら進めていくしかない。 これまで身を置いていた会社の中でも、何かを主張することはもちろんあったが、企業の中で何かを主張するために資料を作成することと、アカデミックな論文を書くことには大きな違いがあり、修士論文を書くことは、これまでの経験とは、かなり異なったチャレンジである(もちろん、これまでの経験が生きることも多いが)。 本書は、その「論文の書き方」を、かなり実践的に解説したものである。 【引用】 おそらく本書を手に取る人は、レポートや論文の書き方がわからなくて困っている人、あるいはすでに何本かは書いてきたものの、よくわからない点や改善したいと感じている点も多く、これからもっと良いものを書きたい、そう願っている人が多いはずだ。本書ではその悩みを解決するために必要となる条件を、徹底的に要素分解し、極限までプラクティカルに解説する。 【引用おわり】 筆者が「極限までプラクティカルに」と言っているだけあって、論文作成をどのように進めていけば良いのか、実際にどのように書いて行けば良いのか、について、なるほど、と思えるような指摘が山盛りで、とても役に立つ本だった。 それは、確かに役に立ったのであるが、しかし、この本で最も印象的だったのは、「第10章 研究と人生をつなぐ」の部分であった。 【引用】 自分はなにを「言いたい」のか、どんなことを主張する研究者として生きてゆきたいのか。(中略)ほかならぬあなた自身が「自分はこの研究をやっていて正解なのだ」という手応えをもって研究を継続してゆくために、ぜひ向き合うべき問いなのだ。 【引用終わり】 要するに、「自分は何のために研究を行っているのか」「自分の人生にとって、研究するとはどういう意味を持つのか」ということを問うことは(も)重要だよ、ということである。 自分自身のことを考えると、会社を引退した私の年齢になってから、「研究者になる」道を目指すことは現実的ではなく、私が大学院で勉強している、研究しているのは、単純に「そうしたい」からというだけが理由である。人事管理関係の研究室に所属し、これから1年強かけて、人事管理関係の修士論文を書いていくことになる。どのようなテーマを選択するのかはだいたい決めているが、そのテーマの問いを発することは、自分自身にとって、どういう意味があるのか、ということを考えることは、あなたの人生にとっても無駄なことではないよ(というか、実際問題重要なことだよ)ということを教えてもらった気がする。
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アカデミアってこんなことを習っているんだ (いや習わないから皆困っていてこ本が出て話題なんだ) 独学者としてはほぼ手に入らない情報が安価に手に入れられる素晴らしい世
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論文の書き方を端的かつ再現性のある方法論としてまとめた良書…を最後の章で超えていった。これは売れるわと思いました。
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