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ささやくように恋を唄う(10) 百合姫C
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ささやくように恋を唄う(10) 百合姫C

竹嶋えく(著者)

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ささやくように恋を唄う(10) 百合姫C

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 一迅社
発売年月日 2024/07/29
JAN 9784758027427

ささやくように恋を唄う(10)

¥605

商品レビュー

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2024/10/26

前巻掲載の次巻予告にて「新章突入!」なんて煽り文句を並べていたものだからローレライのライブ活動が新次元に突入するかと思いきや、ひたすらに各カップルがイチャイチャする内容だった⋯⋯ そういや、志帆登場前ってこんな感じのイチャイチャがメインな作品だったけ。その調子にようやく戻ったと云...

前巻掲載の次巻予告にて「新章突入!」なんて煽り文句を並べていたものだからローレライのライブ活動が新次元に突入するかと思いきや、ひたすらに各カップルがイチャイチャする内容だった⋯⋯ そういや、志帆登場前ってこんな感じのイチャイチャがメインな作品だったけ。その調子にようやく戻ったと云うなら、志帆の心に蟠っていた感情がどれだけ重いものであり、それが解けた今の彼女がどれだけ救われたか判るというもの ていうか、ひまりの願いとは言え、あの志帆が敵対視していた依に謝るとは思わなんだ それはひまりを頼りにしている証拠で有り、依に突っ掛かる動機が解消された証でも有る そのような志帆に成れたのなら、蟠りが有った亜希相手でも行動に移せる ただ、この点は亜希の方が一手先を行っていたのかな。まさか彼女の口からデートなんて単語が出るとは思わなかったけど 何も想いを知らなかった頃の彼女らであれば友達同士によるふざけ合いのような単語。けれど、志帆が想いを伝えていて亜希は志帆との新たな関係を模索していて ならばデートという単語も単純な意味とならない。その単語を用いた時点で亜希の覚悟は決まっている でも、そんなの独り善がりなんだよね 交際とは互いの了承が在って始まるもの。亜希がその気になったから交際開始なんて不順、志帆が怒るのも当然 ただ、亜希がそれだけの覚悟を持って志帆と向き合おうとしているのは否定できない事実なわけで 保留する部分は残しつつ、亜希にもっと好きになって貰える『彼女』になるという落とし所で落ち着いたのは二人にとって良かったのではなかろうか 依とひまりのイチャイチャというか寸止めを挟んだ後に始まるのは新たな恋の物語ですか 未希といえば、ひまりの親友として存在しつつも彼女と恋する者が現れなかった為に物語にあまり絡まず友人Aみたいな印象も有った それだけにここに来て未希に恋する彩花が登場したのは驚き 相談相手となった成功者達の助言を得て決死の覚悟で告白した彩花。先走った喜びは未希を傷つけるものとなってしまったようで もしかしてもしかして、彼女が抱える恋の悩みは本作随一に難しい代物だったりする⋯⋯?

Posted by ブクログ

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