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森のこびとコノリーとへんてこなとりドードー
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | BL出版 |
発売年月日 | 2024/07/22 |
JAN | 9784776411406 |
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森のこびとコノリーとへんてこなとりドードー
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森のこびと・コノリーは、おいしそうな食べ物を探していると大好物のたまごを見つけ、背負いかごに入れてすみかに帰ることにする。 帰る途中にたまごからひながかえり、コノリーをおかあさんだと思ったのか、すりよってきて離れない。 太らせて食べてしまえばいいかと思い、連れて帰ることに。 ひな...
森のこびと・コノリーは、おいしそうな食べ物を探していると大好物のたまごを見つけ、背負いかごに入れてすみかに帰ることにする。 帰る途中にたまごからひながかえり、コノリーをおかあさんだと思ったのか、すりよってきて離れない。 太らせて食べてしまえばいいかと思い、連れて帰ることに。 ひなは、日に日に大きくなってむっちりと太りコノリーをおいこすほどまでに。 からだは大きくてもつばさは小さくて飛べずにコノリーが行くところは、どこでもついてくる。 かたくて割れないような木の実でもくちばしでガリって割る凄いやつ。 あるとき、のぶたにくわえられたひなは叫び、その声に気づいたコノリーは飛びかかって助ける。 ひなは、ドードーと泣きながらコノリーにすりよってきた。 コノリーは、おまえの名前は、ドードーだなって言い、いつのまにかひなを食べようなんて思わなくなっていた。 絵に動きを感じ、惹きつけられた。 森の中の植物が細かくて見事! 話も夢中になれるほどで、ドードーの表情がとても良い、特に木の実を割ってコノリーに差し出したときの嬉しそうな顔がなんとも言えずに思わず笑顔になってしまうほど。
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いつもの図書館の新刊コーナーより、たまにはワクワクする世界観の絵本が読みたくて借りてきました(2024年作)。 始まりの大きな木の根っこの間から生まれてきた、小人の「コノリー」を描いた扉絵や、その後、彼が食料を探すために歩き回る森の絵から、既に惹き付けられるものがあった、...
いつもの図書館の新刊コーナーより、たまにはワクワクする世界観の絵本が読みたくて借りてきました(2024年作)。 始まりの大きな木の根っこの間から生まれてきた、小人の「コノリー」を描いた扉絵や、その後、彼が食料を探すために歩き回る森の絵から、既に惹き付けられるものがあった、その想像性豊かな一つ一つの植物や虫たちへの愛を感じさせる丁寧な描写や、変にデフォルメしない古くからある王道ファンタジーの雰囲気に魅せられて、コノリーが見つけた大きな卵から、物語は大きく動き出します。 最初、その卵を背負いかごに入れたとき、コノリーは「きょうの ばんごはんは、ごちそうだな」と喜んだものの、やがてひびが入ったと思った次の瞬間、バリッと大きな音がして、その中から出て来たのはちょっとへんてこな可愛らしい鳥のひなであり、そのひなは早速コノリーをお母さんだと思って、すり寄って来て離れない様子に、おお、これは私の中では、ドラえもんの「のび太とピー助」のような素敵な関係性ではないかと、まさに私好みのストーリー展開に喜んだものの、コノリーの場合は「あっちへいけ!」と追い払おうとして、どうやらあまり歓迎していないようだが、こういう始まり方には、却って期待感を持たせてくれます。 その後、ついにコノリーのすみかにまで来てしまったひなに対して、「ここは おまえの すみかじゃないぞ!」と彼が言っても、「ドゥ、ドゥ、ドゥ」と平気な様子に、「でも、こいつを ふとらせて たべたら、おいしいかも しれないぞ」と思いついた彼は、ひなをすみかに置いてやることにしました。 そして、ひなはコノリーの集めてきた食べ物を食べて、やがて背丈も彼を追い越すくらい、すくすくと成長していき、翼は小さいままで他の鳥のように飛ぶことはできない代わりに、とても丈夫な脚を持ち、彼の行くところ、どこにでもついて行きながら、コノリーとひなの関係性は、あることをきっかけに変化していきます。 コノリーも最初こそ冷たい態度だったけれども、相手の良いところは素直に認めるサッパリとした性格と、ひなのどこまでも彼を信じる健気な子ども心の優しさに、読んでいてとても好感を持ち、そうした気持ちが、やがて訪れる終盤の山場の感動を更に高めさせてくれる、そんな展開もまさに王道です。 個人的には、物語にもう一捻りあればと感じたものの、お子さんへの絵本の読み聞かせも含めた分かり易さを想定すると、これくらいがちょうどいいと思えたのも確かなので、これでいいと思います。 みむらはるこ(三村晴子)さんのあとがきによると、本書は『ドードー』という、かつてはインド洋に浮かぶモーリシャス島で平和に暮らしていた、今は絶滅してしまった飛べない鳥が、どんな風に暮らしていたのかなと考えながら作ったそうで、そういえばドードーという鳥を初めて知ったのもドラえもんだったなと、懐かしく思い返す。 また、本書の絵には明らかにファンタジー好きを醸し出した雰囲気があると思ったら(緻密に描かれた同じような見返しも最初と最後で実は違う)、三村さんは幼少の頃より物語やファンタジーの世界に魅せられ、19世紀後半のイギリスを中心とした黄金時代の挿絵画家たちに特に憧れ影響を受けたことと、彼女の著書、「世界魔法使い画譜」の表紙を見ると、その本格的な入れ込み方がよく分かると共に、彼女が新進気鋭の幻想挿絵画家と言われるのにも納得でありながら、絵本は本書がデビュー作ということで、今後の活躍がとても楽しみです。
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