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アメリカ大統領と大統領図書館 筑摩選書283
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/07/18 |
JAN | 9784480018021 |
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アメリカ大統領と大統領図書館
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商品レビュー
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新聞の書評で本書のことを読み、手に取った。 公文書を保管するというテーマは何となくイメージがあるけれど、自分にとっては未知の領域だ。 アメリカの場合、「大統領図書館法」のもと、個別の大統領ごとに図書館があるという。 (「大統領図書館」には、文書を保存・提供するアーカイブ部門と、展...
新聞の書評で本書のことを読み、手に取った。 公文書を保管するというテーマは何となくイメージがあるけれど、自分にとっては未知の領域だ。 アメリカの場合、「大統領図書館法」のもと、個別の大統領ごとに図書館があるという。 (「大統領図書館」には、文書を保存・提供するアーカイブ部門と、展示などで紹介するミュージアム部門に分かれているそうだ。) 現在13館あり、それが全米各地に散在する。 集約されていないことに、びっくりした。 そして、合衆国では「大統領図書館パスポート」なるものがあり、図書館廻りをしてスタンプを集める人達もいるとか。 御朱印帳かいな、と思ったが、そんな風に人々に親しまれる施設でもあるのも驚きだ。 ここだけで、日本とずいぶんあり方が違うと気づく。 筆者もまた、13の図書館をすべて訪ねて本書を書いている。 各大統領図書館ごとに、1章が充てられている。 各章は、「大統領の来歴」と、「公文書と大統領図書館」「ミュージアム訪問」の3つのパートで成り立っている。 非常に分かりやすい構成がいい。 ジョンソン、フォードといった自分にはあまり馴染みのない大統領の事績をざっと知ることができるのも楽しい。 最初に建てられた大統領図書館はFルーズベルト。 六十年代以降(ケネディからカーターまで)になると、大統領図書館が建てられる前提で、就任時から組織的に記録が収集されるようになる。 九十年代に入ると(レーガンからブッシュJrまで)、施設も巨大になり、デジタル資料も膨大になっていく。 国の予算で運営できなくなり、それぞれの大統領財団の財力に依存し始め、公正な展示というより、支持者のための展示ではないかという様相を呈しているとも指摘されていた。 また、公文書館の役割としても、だんだん問題がでてきているという話もあった。 まず資料が膨大で、整理が追いつかず、利用者への提供が追いつかないこと。 レーガンの時代に、現職大統領が公文書の公開制限権を持つよう大統領令が出されて以後、情報公開に制約が罹りやすくなったこと(オバマ政権で、大統領の非開示権を制限する大統領令が出されたりもしているが、今後どうなっていくのだろう)。 オバマ大統領以降は、デジタルライブラリー化することになり、「大統領図書館」の時台は終わった。 公文書をどう管理していくかは、本当に難しい問題をはらんでいるのだと気づかされる。
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