転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります(5) 大切なものを守るためなら悪女になってみせます アイリスNEO

藤森フクロウ(著者), 八美☆わん(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 一迅社
• 発売年月日: 2024/07/02
• JAN: 9784758096225

商品レビュー

2025/06/28

前巻を読んでかなりシリアスだと思ってましたが、それを超えてくる更なるどシリアスっぷりとアルベルが今のアルベルになる前の色んな事件の真相に関してもきな臭い感じがしてきて、アルベル達に忍び寄る得体の知れない魔の手に背筋が薄ら寒くなる気持ちです。。。

ぽやぽや幸せそうに魔王の城で大切に守られたお姫様だった頃を過ぎ、大切なラティッツェを守るためについに覚悟を決めて立ち上がったアルベルティーナ。闇堕ちもかっこよくて頼られた3人は複雑な気持ちがあってもやっぱり手を取ってくれた嬉しさが勝るんだろうなぁと、それぞれにアルベルのためを思って動き始めた姿ににっこりです( ´﹀` )♡
現状は危険が多すぎてまだまだシリアスターンも続きそうですが、キシュタリア、ジュリアス、ミカエリスそれぞれの彼ららしいアルベルの守り方と闘い方がたっぷり読めて続きが気になります!!
魔王に常に狙われ、死を覚悟するほどの命懸けの駆け引きをした事の無い第三者なんて今更ほんとお呼びじゃないので3人とレイヴン達で蹴散らして欲しいなと思います！

『梟と番様』のクロスオーバーSSもついてて、こちらは甘めな感じのお話のようなので間で読みたいと思います⟡.·*.

2024/11/08

まとめて読んだらとても楽しかった。

引きニートで後ろ向きなアルベルディーナが珍しくアクティブ！イライラしないで読めました。
三人を王配候補に据えたし、ジュリアスはフォルトゥナ公爵へ養子縁組、グレイルの遺体の件をキシュタリアが気づくし、さぁ反撃だの雰囲気です。

2024/10/06

大切なものを取り戻すために必死になっているアルベル。それでも周りの人を傷つけるのは避けたいと思っているのが伝わってきて、そこは変わってないんだな…と安心できる。自分のことを大切にしていないのは悲しくなるけれど。今回はアルベルから助けを求めるけれど、独りで頑張ろうとしていないのが嬉しくなった。色々な人の思惑が絡んでハラハラすることも多かったけれど、みんなで乗り越えていけるといいな。と思った。「ヒロイン」の暴走が今後、どうなっていくのか心配になった。