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山の観光史 観光史叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済評論社 |
発売年月日 | 2024/06/18 |
JAN | 9784818826618 |
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山の観光史
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山の観光史
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
第1章 アルピニズムと登山の近代化 第2章 ケーブルカーと登山 第3章 箱根山の鉄道と道路 第4章 植民地ツーリズムと朝鮮金剛山 第5章 「健全なる」戦時の旅行 第6章 電源開発と立山黒部アルペンルート 第7章 栗駒山観光と地方鉄道 第8章 「箱根山戦争」とロープ...
第1章 アルピニズムと登山の近代化 第2章 ケーブルカーと登山 第3章 箱根山の鉄道と道路 第4章 植民地ツーリズムと朝鮮金剛山 第5章 「健全なる」戦時の旅行 第6章 電源開発と立山黒部アルペンルート 第7章 栗駒山観光と地方鉄道 第8章 「箱根山戦争」とロープウェイ 第9章 那須高原のリゾート開発 第10章 比叡山へのドライブウェイ 第11章 バブル期のスキーとリフト 第12章 尾瀬に生きる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すみません、つまみ喰い。総論と、箱根関連と、スキーと、尾瀬だけ。世代がわかる。いろいろ面白かった。尾瀬の記述とか、女性が見えてなかった昭和からの距離をつくづく感じた。
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「ヤッホー」と叫んで、高い山から見える光景と涼しさを体感するにはいい季節になる。 登山と言っても重装備でヒーヒー言いながら登る以外にも、ケーブルカー、ロープウェイやバスに乗って行くスタイルもある。 ケーブルカーで山登りは体力を消耗しなくてすむので、ありがたい。...
「ヤッホー」と叫んで、高い山から見える光景と涼しさを体感するにはいい季節になる。 登山と言っても重装備でヒーヒー言いながら登る以外にも、ケーブルカー、ロープウェイやバスに乗って行くスタイルもある。 ケーブルカーで山登りは体力を消耗しなくてすむので、ありがたい。 営業用の索道としては、1927年に三重県に開業した紀伊自動車矢ノ川索道が最初と言われている。 1928年には、比叡山でも京都電灯によってロープウェイが開業した。 1929年に開業した奈良県の吉野ロープウェイは、現存する日本最古のものとして、2012年度には日本機械学会の機械遺産に認定された。 今年のGWに吉野山にある金峯山寺へ行くために利用したが、所々でガタッ、ガタッとしたのでスリル満点だったのを思い出した。 「プロジェクトX」や「ブラタモリ」で取り上げていた立山黒部アルペンルート。 番組を見ると、黒部ダムを建設する際の苦労が映像に残されている。 立山黒部アルペンルートを巡って、富山県と関西電力の駆け引きがあったことがこの本を読んで分かった。 国立公園内の開発だったので、運輸省から許可が必要だった。 さらに国定公園内の開発事業なので厚生省の認可も必要だった。 さらに黒部峡谷一帯は、文部省が文化財保護法にもとづいて特別名勝および特別天然記念物に指定されていたので、現状変更には文部大臣の許可も必要だった。 このような縦割り行政の壁を克服して、富山県と関西電力の緊張関係の中で、立山黒部アルペンルートが完成した。 山の観光史と言ってもいろいろな事情があるなあ。
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