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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | さ・え・ら書房 |
発売年月日 | 2024/06/20 |
JAN | 9784378015668 |
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
本との出会い、本屋さんで見つけて、SNSで見かけて読んでみたくなって…など。 この本の場合はXで著者である小手鞠るいさんの投稿をお見かけしたこと。 装丁がかわいらしく、タイトルにも惹かれて、気になると引用ポストしたところ、ご本人からお返事をいただいた。 そのお言葉が単なる宣伝では...
本との出会い、本屋さんで見つけて、SNSで見かけて読んでみたくなって…など。 この本の場合はXで著者である小手鞠るいさんの投稿をお見かけしたこと。 装丁がかわいらしく、タイトルにも惹かれて、気になると引用ポストしたところ、ご本人からお返事をいただいた。 そのお言葉が単なる宣伝ではまったくなくて、あたたかさと、この本の意義を伝えたい気持ちにあふれていて、これは読まなければと感じた。 児童書の分類にはなるのだけれど、子どもだけでなく、いや大人にこそ読んでほしい内容だった。 旅をしながら文章を書く男性が、日本から始まり、世界各国を巡って、アメリカへと辿り着く。 日本では当たり前のように考えられていることが、世界では異なっている。 SDGs含めどこか他人事のように感じられている事柄に対して心から取り組んでいる人がいる。 目を背けてはいけない出来事に気付かされた。 四六時中そのことを考えて、何か行動に移すのは難しいかもしれない。 でも、この本を読んで心を動かされた、そのことを忘れないようにと意識することはできる。 ものを買うとき、発言をするとき、ふと思い出して、自分で倫理的な選択をする。 一人ひとりが意識できたら、世界は良い方向により舵をきっていけるのではないか。 小学1年生の息子がもうすこしだけ大きくなったら。 一緒に読み返したい。 この本で生きている人たちのことを一人ずつ話したい。そして、息子と一緒に世界を見つめよう。 購入後、ポストしたところ、小手鞠さんが引用ポストをしてくださった。 最初、なんたることかお名前を間違えしまっていて、それについても大らかにお言葉をいただいた。 Instagramのストーリーでこの本を紹介したら、興味を持ってくださった方がいらっしゃって、そのことにも嬉しい気持ちがした。
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小手鞠さんは、いつもいいものを書く書き手です。 この本は 日本では当たり前だと思われていることだって、 もしかしたら、ほかの国では、そうではないのかもしれない。 ある国では正しいとされていることが、 別の国では正しくないのかもしれない。 についてのインタビュー? これも図書...
小手鞠さんは、いつもいいものを書く書き手です。 この本は 日本では当たり前だと思われていることだって、 もしかしたら、ほかの国では、そうではないのかもしれない。 ある国では正しいとされていることが、 別の国では正しくないのかもしれない。 についてのインタビュー? これも図書館に買うだけじゃなくて、読んで子どもたちに話してやったら喜ばれると思うものがたくさん。 少なくともどんなテーマがあるか、は司書は押さえておいたほうがいいでしょうから読んでね、の一冊。 2024/07/10 更新
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インタビュー集、という体の小説である。冒頭で語り手がこのインタビューをすることになった経緯や、読み手にどんなふうに読んでほしいかが語られる。世界中を旅して、いろいろな人に話を聞いたこのインタビュー集を読むことで、あなたもアームチェアトラベラーになってほしい、と。続いて17人分のインタビューが掲載される。それぞれのインタビューでは、トントン拍子とはいかない旅の進展に織り交ぜ、聞き手がその語り手に話を聞くにいたった経緯が簡単に触れられる。 こういう、インタビュー形式の小説というのは一つの形式、読み物小説の試みとしてはもちろんありだと思いますが、話の語り手(インタビューの聞き手)が子どもたちに語りかける前書きが、いかにも子ども向けの各分類の本にありそうな内容と設定で、リアリティーの演出がちょっと行き過ぎてるんじゃないかという気がしました。 例えば前週出た『ぼくたちのことをわすれないで ロヒンギャのおとこのこハールンのものがたり』(由美村嬉々)では、主人公ハールンが取材の中で出会った幾人かの子どもから着想をえた架空の人物であること、それでもハールンが置かれている状況は実際にロヒンギャで子どもたちが直面させられている困難であることが作者自身の後書きの中で触れられています。玉川大学出版社の一人称伝記シリーズも、これは被伝者本人が語るが実際に書かれたものではない、という作者本人の前書きがついていて誤解がないよう注意されています。 『あなたの国では』では、奥付けに「この物語はフィクションで、実在の人物、団体とは一切関係ありません」式の注意が小さく付されているだけです。まだリテラシーが未熟な児童向け作品として、伝えたい内容の真実性と、フィクションとの関係性の理解を読者に求めるにはそれ相応の説明が会って然るべきではないかと思います。 インタビュー数17人、SDGsの17の目標と対応して書かれたこの『お話』にとって内容の真実性は重要な点だと思います。内容のリアリティーを増すために、設定のリアリティーを演出するやり方は、工夫と言えば工夫でしょうが、少し不誠実な印象を受けました。
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