1,800円以上の注文で送料無料

新釈 漢文大系 補遺編(5) 晏子春秋
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

新釈 漢文大系 補遺編(5) 晏子春秋

谷中信一(著者)

追加する に追加する

新釈 漢文大系 補遺編(5) 晏子春秋

定価 ¥17,600

12,100 定価より5,500円(31%)おトク

獲得ポイント110P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明治書院
発売年月日 2024/06/17
JAN 9784625674426

新釈 漢文大系 補遺編(5)

¥12,100

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/06

斉国の景公は何度も晏子に諌められる。着飾ること飲み明かして遊び回ること  民のことを忘れて私利私欲に走ろうとすれば、民がどう想うか慕われる公とは、国を治めるということは、その行いが民を通して伝聞し他国にはどう観るかなどをことごとく諌めていく。 読んでいて何時になったら晏子を安心...

斉国の景公は何度も晏子に諌められる。着飾ること飲み明かして遊び回ること  民のことを忘れて私利私欲に走ろうとすれば、民がどう想うか慕われる公とは、国を治めるということは、その行いが民を通して伝聞し他国にはどう観るかなどをことごとく諌めていく。 読んでいて何時になったら晏子を安心させるのか、飽きられて公の後を去る。その度に謝って引き止める。愚弄な公を諦めずに仕える姿にはさぞ忍耐力がいったことだろう。 質素で倹約、占いは信じず徹底して理論整然、礼を大事にし民に分配する、常に自ら実行している。どちらが公なのか分からない。 諫言する文体には、素直に晏子の言葉を聴き入れ改めていくから、諦めもせず側に居たのだろう。晏子の聡明さが伝わってくる。 それにしても、斉国の景公は愚かすぎる。諌められても繰り返し学習しない。読んでいていて、どれだけお坊ちゃまなんだろう、またそんなことをして、と笑ってしまった。 あぁ、言葉が悪くてごめんなさい。お坊ちゃま。。それだから没落して民が田氏を支持していった。 この本は読むのに一か月かかった。 漢文を読む余裕はまだないけれど、時々漢文と照らし合わせて読めばなんとか成りそうで勉強になる。 晏子は3代の公に仕えた。 霊公、荘公、景公 霊公に関しては1話。 荘公は6話 殆どが景公の話。 霊公が病死した後斉に実権を握った催杼が画策して荘公を建てるがその荘公さえも殺してしまう。 この本の中で心に残っているのは 荘公と催杼との関わりの漢文 誅殺された後の晏子の振舞い。荘公が死んだのに何故、晏子吾は生きているのか、と問われ 晏子はどう答えたか。 内篇雑上第五の 第一 第二 第三は外せない。 それと晏子の死後の遺言。柱に穴を開け隠しおいていたこと。晏子が生きて大事に実行した事を記している。 この本は手元に置いときたい本だ。

Posted by ブクログ