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無意味なものと不気味なもの 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/05/22 |
JAN | 9784122075146 |
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無意味なものと不気味なもの
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
なるほどそうきたか。 怖いとか不気味とか感じる寸前の「違和感」を味わう一冊。 モヤモヤしたまま、二三日後に急に情景が頭をよぎって、自分で自分にびっくりする。 中国の陶器の枕とかね。 あまりにも脳裏にこびりつくようなら、作者の思惑にのって、元の小説を読んでみてもいいかな、と思って...
なるほどそうきたか。 怖いとか不気味とか感じる寸前の「違和感」を味わう一冊。 モヤモヤしたまま、二三日後に急に情景が頭をよぎって、自分で自分にびっくりする。 中国の陶器の枕とかね。 あまりにも脳裏にこびりつくようなら、作者の思惑にのって、元の小説を読んでみてもいいかな、と思ってしまう。
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本のタイトルと裏表紙の内容紹介に書かれているラブクラフトの名前に惹かれて購入する。 16章に渡り、17作品の文学論と各作品と関連する春日氏の自伝的エッセイが書かれていて、一風変わった文芸評論集とのこと。 春日武彦さんの作品に触れる機会が無かったのだが、とても面白かった。 紹介され...
本のタイトルと裏表紙の内容紹介に書かれているラブクラフトの名前に惹かれて購入する。 16章に渡り、17作品の文学論と各作品と関連する春日氏の自伝的エッセイが書かれていて、一風変わった文芸評論集とのこと。 春日武彦さんの作品に触れる機会が無かったのだが、とても面白かった。 紹介されている作家さんも、殆ど知らない方ばかりだが、どの作品にも興味を持った。是非、各作品を読んでみたいと思った。 この中ではラブクラフトだけは僕が、よく読む作家だ。 東京創元推理文庫の全集も読んでいるし、青心社の暗黒神話大系シリーズも、殆ど購入済みだ。 春日氏がラブクラフトの作品に対して、どのような評論が書かれているのか、興味津々で読ませてもらった。 春日氏は、つまらないと一言。 良くぞ、言ってくれた!その通り、つまんないよね。 あ~っ、スッキリした。 ラブクラフトは、嫌いじゃないし、これからも読み続けるけど本当に、あの世界観に旨く、はまれないと読むのが辛いんだよね。 春日さんのことは、この一言で大好きになった。この人の作品は今後も読んで行こうと思った。
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あれはいったい何だったのだろう――精神の暗部に触れる無意味で不気味なものを論じる異色の文学エッセイに、書き下ろしを増補した決定版。〈解説〉朝宮運河
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