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ブリザード・フラワー ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2024/05/15 |
JAN | 9784758446341 |
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ブリザード・フラワー
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ブリザード・フラワー
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
昨今の外国人の増加、その裏側にある事情が、ハラハラするストーリーに織り込まれてて最後まで飽きずに読めた。
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移動の際や所用の際の待ち時間に一寸読もうと思い付き、出先の書店で入手した一冊だ。「そして如何する?如何なる?」と「続き」が気になり、素早く読了に至った。 警察の捜査員達が事件解決に向けて奮戦するという物語である。 序章のように、続発する妙な事件が描かれる。街で唐突に発砲する者が現...
移動の際や所用の際の待ち時間に一寸読もうと思い付き、出先の書店で入手した一冊だ。「そして如何する?如何なる?」と「続き」が気になり、素早く読了に至った。 警察の捜査員達が事件解決に向けて奮戦するという物語である。 序章のように、続発する妙な事件が描かれる。街で唐突に発砲する者が現れる、拳銃自殺が発生する、拳銃を使って殺害された遺体が発見されるというような調子だ。 警視庁ではこうした事件を「事件群」と呼び、本庁に特別本部を設け、本庁の捜査員達や各警察署から送り込まれた捜査員達による懸命な捜査を行っていた。 これらは、「お役に立つと思います」というメモが添えられで無作為に色々な場所の住宅等にばら撒かれた拳銃を使用したという事件だった。ばら撒かれた拳銃は警察の備品であった。装備の更新が進められる中、古い拳銃とその銃弾を処分すべく運び出した際に輸送車が襲撃され、140挺もの拳銃が奪われてしまった。それを回収出来ていないのだが、その銃がばら撒かれ、何処の誰が持っているのかも判らず、「事件群」という異様な事態に陥ってしまったのだ。 麻布署の捜査員である越石は、体躯に恵まれて格闘技も得意な刑事だ。本庁の女性捜査員である氷見と組んで、「事件群」関係の特別本部の活動に従事していた。 特別本部では夥しい数の捜査員を集め、原則2人1組で多数の事件に纏わる聴き込み捜査を丹念に続けていた。越石と氷見もそういう活動に携わっていた。氷見は陰で「祟り女神」という綽名でも呼ばれる、少し個性が強い女性捜査員で、越石より年次が1年上で階級も1つ上だった。そういうことで越石は氷見をリーダーに動くというようなことにしていた。 浮かび上がった事件関係者の周辺に在ったと見受けられる人達への聴き込み、捜査活動の中で何組もの捜査員達が次々と聴取に訪ねるルーティンのような関係先訪問というようなことを2人は続けていた。そういう中で「情報提供者」が現れる。越石や氷見がこの西田と名乗る「情報提供者」と接触し、情報を収集しようとする中で事態は動いて行く。 妻と未だ幼い娘が在る越石の個人の事情、西田の事情と関りが在った事件関係者達の事情と、少しずつ色々と明らかになって行く。或いは、犯罪の世界に浸って行く、そうならざるを得なかった人達の悲劇を見詰める捜査員達というような物語かもしれない。 物語は、越石の視点という場面が少し多いように感じる。越石の視点でヒロインの氷見が描かれるというような雰囲気も在る。そして氷見の視点で描かれる部分も在る。加えて事件関係者の視点の箇所も重要だ。 禍々しい事態に立ち向かう捜査員達の物語は、少し夢中になれる。御薦めだ。
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バディものの警察小説。廃棄予定のニューナンブが140丁も強奪され、しかもそれが都内に無作為に配布されるという事件。裏社会ではなくごく普通の一般市民が銃を所持してしまうという事態。なかなかすごい発想です。色々な要素を詰め込みすぎて深堀できてない側面もあるけど、お話としては面白かった...
バディものの警察小説。廃棄予定のニューナンブが140丁も強奪され、しかもそれが都内に無作為に配布されるという事件。裏社会ではなくごく普通の一般市民が銃を所持してしまうという事態。なかなかすごい発想です。色々な要素を詰め込みすぎて深堀できてない側面もあるけど、お話としては面白かったです。
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