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100分de名著 トーマス・マン 魔の山(2024年5月) 世界文学の「最高峰」に挑む NHKテキスト
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100分de名著 トーマス・マン 魔の山(2024年5月) 世界文学の「最高峰」に挑む NHKテキスト

小黒康正(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2024/04/25
JAN 9784142231638

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商品レビュー

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2024/07/30

世界文学の「最高峰」、自分一人では決して登ることのできない山のガイドをしてくれる本。 第一次世界大戦前後の混乱したドイツの状況が表れているらしい。 著者のトーマス・マン自身も支持する政策(戦争による破壊を経て、国を再建する)が多くの若者の命を奪ってしまったと気づき苦悩し、考えを改...

世界文学の「最高峰」、自分一人では決して登ることのできない山のガイドをしてくれる本。 第一次世界大戦前後の混乱したドイツの状況が表れているらしい。 著者のトーマス・マン自身も支持する政策(戦争による破壊を経て、国を再建する)が多くの若者の命を奪ってしまったと気づき苦悩し、考えを改めるなど、紆余曲折を経て完成した小説だそうだ。 100分で名著シリーズは、先達のいることの喜びを感じさせてくれる。 同じ本を手にしているはずなのに、見えるものが全く違う。 長年研究されてきたから見える景色を、少し感じさせてくれるのがとても心地よい。

Posted by ブクログ

2024/07/06

「トーマス・マン『魔の山』」小黒康正著、NHK出版、2024.05.01 109p ¥700 C9497 (2024.07.06読了)(2024.04.27購入) 有名な小説ですが、まだ読んでいませんね。いつか読めるでしょうかね。 「この小説は、スイスのダヴォースにある国際結核療...

「トーマス・マン『魔の山』」小黒康正著、NHK出版、2024.05.01 109p ¥700 C9497 (2024.07.06読了)(2024.04.27購入) 有名な小説ですが、まだ読んでいませんね。いつか読めるでしょうかね。 「この小説は、スイスのダヴォースにある国際結核療養所を舞台に、主人公ハンス・カストルプの一九〇七年から一九一四年までの七年間の滞在を描きます。彼はいとこを見舞うために三週間の予定で療養所を訪れるのですが、自身も肺を病んでいることがわかり、長期滞在を余儀なくされてしまうのです。」(4頁) 【目次】 はじめに 私たちの現実を映す魔境の物語 第1回 「魔の山」とは何か 第2回 二つの極のはざまで 第3回 死への共感 第4回 生への奉仕へ もう一冊の名著 トーマス・マン『トーニオ・クレーガー』 ☆関連図書(既読) 「トニオ・クレエゲル」トオマス・マン著・実吉捷郎訳、岩波文庫、1952.05.25 「ヴェニスに死す」トーマス・マン著・高橋義孝訳、新潮文庫、1958.11.30 (アマゾンより) 「世界最高峰の大作」登頂に挑む 20世紀ドイツ文学の最高傑作『魔の山』。作家トーマス・マンをノーベル文学賞に導いたとも言われる本作には、「生と死」「啓蒙とエロス」「秩序と混沌」「合理と非合理」がうずまく現実を前に、無垢な青年ハンス・カストロプが葛藤する姿が描かれている。「魔の山」とはいったい何を象徴しているのか。価値観が混沌とする世界で、人はどのように生きていけばいいのか。長大かつ難解な書として有名な世界文学を、余すところなく読み解く!

Posted by ブクログ

2024/06/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと気になっていたが、長編ということもあり読めずにいた『魔の山』。 まずはどういう作品なのか知りたいと思い、放送視聴後に読了。 たいへん分かりやすく解説してくださり、どのような作品なのかじっくり味わうことができた。 執筆当時の情勢やトーマス・マンの思想の変化、そしてそれらが作品にどのように反映されているのかなど、私一人では辿り着くことができなかったであろう物事をたくさん知ることができた。 作中の時間を追体験するような仕組みも巧みで、より一層読んでみたい気持ちが高まった。 どの章も印象的ではあったが、特に衝撃だったのは第七章の最終節「青天の霹靂」だ。 ここでハンス・カストロプが戦場に向かうと知り、ここでこう来るのか、と鳥肌が立った。 「死への共感」を抱いていた人間が、今は激しく「生への奉仕」に身を捧げている。 その恐ろしさを強く感じたのかもしれない。 そして最後の一文にも唸らされた。 「いつか愛が立ち現れるのであろうか」と疑問形で終わるラストには、読者が想像するための余白が与えられているように思える。 『魔の山』を登りきったとき、この余白はどう響くのだろう……と考えるととても楽しみだ。 「いつか愛が立ち現れるのであろうか」には「steigen」(ドイツ語で「登る、上がる」を主に意味する)という動詞が使われているという。 このことから、最後に「上向きになった」と言える、との見解もとても興奮した。 翻訳された文章だけでは分からない、原文ならではの言葉を感じてみたい、と強く思った。

Posted by ブクログ

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