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いえのなかのものをそとへつれだしたおじさん
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いえのなかのものをそとへつれだしたおじさん

アーノルド・ローベル(著者), こみやゆう(訳者)

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いえのなかのものをそとへつれだしたおじさん

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 好学社
発売年月日 2024/04/19
JAN 9784769022886

いえのなかのものをそとへつれだしたおじさん

¥1,375

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2024/07/27

図書館本。次女に借りた本を長女も読む。スキマ時間もせっせと読書。ゴロゴロしながらずーっと読んでます。

Posted by ブクログ

2024/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分のお家が大好きで、家具をとっても大切に手入れしているおじさん。ある日ぽかぽか陽気に白いゆりいすに座って気持ちよく日向ぼっこしていて、『自分ばかり陽射しを楽しむのは不公平というものでは?』と思いたち、家の中の家具たちに『外へ出ておいで!』と呼びかけるとー。 自分ばっかりじゃ悪いなぁと思って家具たちを外に連れ出すおじさんの人の良さが心地よい。おじさんのやさしさやこまめなお手入れが家具に命を授けたのかなぁと思ったけど、ただおじさんにいいことが起こるってわけじゃないのがアーノルド・ローベル!(むしろけっこうかわいそうな目にあう) みんなで楽しく外をパレードするシーンも楽しいけど、日暮れが近づいてくると徐々に家具たちの足取りが早くなってきて、おじさんを追い越し、いつしか置いてけぼりにして行ってしまう、というのが意表をついて面白い。海までやってきた家具たちがビーチで思い思いに過ごすシーン、なんともいえない味わい。おじさんが空っぽの家で一年経っても帰ってこない家具たちを待ってる姿にきゅんとしてしまう。 雪降る日、どこかからおじさんのピアノの音が聞こえてきて…あちこちボロボロ、傷だらけで帰ってきた家具たちを『大丈夫、すぐに直してあげよう』ってやさしい言葉をかけるおじさんが、家の鍵をしっかりかけて、『二度と家のものを外には出さんぞ』って決意するのはまる一年待ちぼうけくらった挙句なのだからわかるのですが、最後の最後に家の外に出て、玄関前の白いゆりいすと雪の中でダンスを踊るラストシーン…家具たちがみんな出ていってしまった家にもたったひとつ残ってくれたゆりいすとは、特別な絆があって、そのゆりいすは家の中に閉じ込める必要もなく、外でダンスして楽しめる…っていうのは、ある種の寓話なのでしょうか。いろいろな解釈ができる物語だなと思います。

Posted by ブクログ

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