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泣いちゃうわたしと泣けないあの子
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泣いちゃうわたしと泣けないあの子

倉橋燿子(著者)

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泣いちゃうわたしと泣けないあの子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/04/10
JAN 9784065350911

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/08/31

児童書です。思ったことが言えずにすぐに泣いてしまうメイ。正反対のリコと、推し活がきっかけで仲良くなって…。と書くと、ありきたりですが、それぞれの母親との関係性や自己分析など、読みやすさの割に奥の深いお話でした。 さすが「夜カフェ」の作者さんです。

Posted by ブクログ

2024/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣いちゃうのはなぜ? すぐに泣いてしまうメイは、クラスで目立つ存在のリンと同じ園芸委員になる。2人は同じアイドルが好きなことから意気投合し、全然タイプが違いながら一緒にライブに行くが——。 泣きたくないのにすぐ涙が出てきて、周囲にめんどくさがられた経験があったので、メイに共感しながら読み始めたが、メイの母親がとんだ毒親だと若干引いた。まぁ、自分の親も少なからず「いい子」として扱ってきた感じはあったが。メイだけでなくリンの方も、本人たちがなんとか心の落ち着けどころを見つけたけれど母親との関係が解決したわけではない感じが、さすが『いちご』や『青い天使』の倉橋燿子だと思った。 言えない言葉の代わりに、涙が出てくる。それは言葉が壊してしまうことが怖いからだ。結局は自分を守っているだけで、きちんと話すことができないと関係は築けない。それを自分も言葉はキツいが信頼できる相手に言われて気付いた。いまの世の中では、なかなかリンのようにしっかりと向き合って言葉を発してくれる人はいないかもしれない。だからメイみたいな自分を持っている子は、この物語で知ってもらえたらいい。泣いてもいいけど、自分の言葉を発する大切さを。

Posted by ブクログ

2024/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

推しが同じの同級生話が弾むが泣いちゃう子も泣かない子も共通点が!泣いちゃう子メイのお母さんはメイの成長する姿を見てどう思うのか頭を冷やすため家出!子供はいつまでも子供ではないと思わされる親の気持ちを考えさせられる物語でした。

Posted by ブクログ