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蝶として死す 平家物語推理抄 創元推理文庫
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蝶として死す 平家物語推理抄 創元推理文庫

羽生飛鳥(著者)

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蝶として死す 平家物語推理抄 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/03/29
JAN 9784488426217

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2026/05/09

 平清盛が太政大臣に任じられて二年が経ち、平家が栄耀栄華を極める一一六九年の初秋、病葉ノ辻にて、野犬に囲まれた死体が見つかった。それは平家一門の誹謗中傷をする者を取り締まるために、清盛が放った赤い衣の少年たち『禿髪』の内のひとりの死体だった。平清盛の異母弟であり、朝廷への復帰を狙...

 平清盛が太政大臣に任じられて二年が経ち、平家が栄耀栄華を極める一一六九年の初秋、病葉ノ辻にて、野犬に囲まれた死体が見つかった。それは平家一門の誹謗中傷をする者を取り締まるために、清盛が放った赤い衣の少年たち『禿髪』の内のひとりの死体だった。平清盛の異母弟であり、朝廷への復帰を狙う平頼盛はこの出来事が野犬の仕業ではなく殺人だと判断し、犯人を突き止めようとする――「禿髪殺し」  ということで本書は平安の終わりを舞台に、死と隣り合わせにある緊迫感のある状況の中で、自分と周囲の人間を守るために様々な謎と向き合わなければいけなくなった男の物語です。平清盛、木曾義仲、源頼朝など物語に大きく関わってくるのは多くのひとが知っている有名な偉人たちで、それらの人物と頼盛のやり取りも楽しい一冊で、個人的に好きだったのが、木曾義仲と頼盛のやり取りでした。くるりと見えていた世界が反転する「禿髪殺し」、五つの死体からあるひとつの死体を特定する「屍実盛」など切れ味の鋭いミステリ短編が好き、という方にはぜひともおすすめしたい作品集です。

Posted by ブクログ

2026/04/26

時は平安時代末期。 平清盛の異母弟でありながら、清盛と折り合いが悪く冷遇される分家(池殿流平家)の棟梁・平頼盛が、家の子郎党を守るため、持ち前の推理力を武器に、平清盛・木曾義仲・源頼朝といった時の権力者たちと対峙し、激動の時代を生き抜いていく様を描いた連作時代ミステリー短編集。 ...

時は平安時代末期。 平清盛の異母弟でありながら、清盛と折り合いが悪く冷遇される分家(池殿流平家)の棟梁・平頼盛が、家の子郎党を守るため、持ち前の推理力を武器に、平清盛・木曾義仲・源頼朝といった時の権力者たちと対峙し、激動の時代を生き抜いていく様を描いた連作時代ミステリー短編集。 ミステリーとしての完成度はもちろんのこと、平頼盛という人物の生き様・矜持が見事に描かれていて、歴史小説としても一級品の面白さ。 主人公・頼盛のキャラクターがとても良い。 童顔・眉目秀麗で、当時としては高齢の50代を迎えてもそうは見られない若々しさ。屍体検分の能力・推理力・洞察力。時の権力者を前にしても堂々と振る舞う気概・胆力。たとえ天皇に対してでも、心の中でツッコミを入れる人間臭さ。解官(クビ)3回、破産2回、自宅全焼1回という憂き目にも挫けない精神力。そして、何より家族や郎党のことを第一に考え、個人の名誉や富には全く興味を示さない高潔さ。 物語が進むにつれて、頼盛の人間的な厚みや貫禄が増していく様も感じられる。 続編もあるようなので、これは絶対に読まねば…!

Posted by ブクログ

2026/03/10

平家物語のころの時代小説かなと読み始めて思ったが、清盛の弟である頼盛を主人公としたミステリーもので、読みやすくて楽しめた。

Posted by ブクログ

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