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太陽を掘り起こせ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2024/03/13 |
JAN | 9784591181294 |
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太陽を掘り起こせ
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
「銀河鉄道の夜」のような世界観。 コロナ渦の太陽をなくした世界で、人との出会いと別れをファンタジーのように表現してておもしろかった。
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芳枝は、太陽を見ることがない世界のなかにいた。 それは、40歳を目前に突然亡くなった息子を荼毘に付してからだ。 その日から闇の世界だったが、ひとりの少年がドアを叩いてから外へ出る。 そこから物語が変化する。 芳枝が出会った豹と物語を作っていくようでありながらすべては、彼女の意...
芳枝は、太陽を見ることがない世界のなかにいた。 それは、40歳を目前に突然亡くなった息子を荼毘に付してからだ。 その日から闇の世界だったが、ひとりの少年がドアを叩いてから外へ出る。 そこから物語が変化する。 芳枝が出会った豹と物語を作っていくようでありながらすべては、彼女の意識のなかで過去を振り返っているようでもあり、不思議な感覚を味わった。 子どもに帰ればすべてを素直に表すことができるような…。 気になっていることをもう一度再現しているような…。 最後には希望を与えてくれるようで。 それは、明るい太陽を見ること。 詩的で美しく、穏やかに染み込んでくるような物語
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ちょっと変わった構成の童話みたいなお話。おそらくコロナに罹患して瀕死の状態になった70歳の女性とその文学部仲間の男性とが紡ぐ物語です。 この世から太陽が消えてしまい、彷徨ううちにたくさんの子供たちに出会います。 人は死ぬ間際に何を思うのか。それは生きているうちには誰にもわ...
ちょっと変わった構成の童話みたいなお話。おそらくコロナに罹患して瀕死の状態になった70歳の女性とその文学部仲間の男性とが紡ぐ物語です。 この世から太陽が消えてしまい、彷徨ううちにたくさんの子供たちに出会います。 人は死ぬ間際に何を思うのか。それは生きているうちには誰にもわかりません。そろそろいつ起きても不思議ではない年になった我々は、そういうことをいろいろ考えるわけですね。 ドリアンさんは詩人でもあらせるのですね。もっとたくさん詩を入れてもよかったです。
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