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だから殺し屋は小説を書けない。
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だから殺し屋は小説を書けない。

岡崎隼人(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/03/14
JAN 9784065348109

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商品レビュー

4.3

14件のお客様レビュー

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2024/08/23

赤ちゃんの頃に捨てられ、殺し屋になるべく和尚のもとで育てあげられた雨乞。 修業を積み心を殺す事に成功し殺し屋として生きていく。 そんな雨乞が椿依代という作家が書く小説に出会ってしまった。 小説に出会い、椿依代と出会い、殺していた心を徐々に取り戻していく。 雨乞の純真さに魅力を感じ...

赤ちゃんの頃に捨てられ、殺し屋になるべく和尚のもとで育てあげられた雨乞。 修業を積み心を殺す事に成功し殺し屋として生きていく。 そんな雨乞が椿依代という作家が書く小説に出会ってしまった。 小説に出会い、椿依代と出会い、殺していた心を徐々に取り戻していく。 雨乞の純真さに魅力を感じ、最後の方はじんわりくる。 いや~面白かった。 しかも、読んだ小説は痕跡を残さない為に燃やしてしまうから手元に残らない。 そのために、なんと!!76冊も買い、全文を覚えてしまう程に。同じ本を76回も繰り返した事ないな。すごい。 そして、自分でも書き始めるのだが、上手く書けない、、でも、私は雨乞の書く小説好きでした笑。ショートショートの中に紛れてそう笑

Posted by ブクログ

2024/07/06

物心ついた頃から殺し屋として育てられ、一切の楽しみを持たず忠実に職務をこなしてきた雨乞。しかし彼はひそかに、小説を楽しみ自らも書こうと試みていた。ある日受けた任務を遂行しようとした雨乞は、とあることに気づき任務を中断してしまう。24時間の猶予を貰うものの、ある事件の真犯人を見つけ...

物心ついた頃から殺し屋として育てられ、一切の楽しみを持たず忠実に職務をこなしてきた雨乞。しかし彼はひそかに、小説を楽しみ自らも書こうと試みていた。ある日受けた任務を遂行しようとした雨乞は、とあることに気づき任務を中断してしまう。24時間の猶予を貰うものの、ある事件の真犯人を見つけなければ雨乞も彼の守りたいものも葬られることになる。バイオレンスに溢れ、しかしハートフルさも感じられるサスペンスミステリです。 ストイックなのだけれど小説に魅せられてしまった雨乞が素敵なキャラクターです。心を殺し一切の情緒を持たないように育てられた彼だけれど、いろんなことに気づき向き合っていこうとする姿勢がとにかく好ましくて。登場する他の殺し屋たちも魅力的でした。みんなどこかしら歪んでいて、だけれどその歪みも愛おしく感じてしまいます。そしてそこまでしても和尚の支配から逃れられないのが悲しい……というか和尚の悪辣さが、わかりやすくない分だけたちが悪いです。 とにかく激しく惨い物語なのだけれど、随所で「愛」の優しさを感じることができました。そして小説ってやっぱりいいよね、という気分になります。

Posted by ブクログ

2024/07/06

小説に心を奪われた殺し屋の運命は… 生命力とパワーが溢れる犯罪小説 #だから殺し屋は小説を書けない ■あらすじ かつて師匠である殺し屋・和尚に鍛えられ、主人公の雨乞は殺し屋として生きていた。ある仕事のきっかけで一冊の本と出会い、それ以降彼は小説を書くことに熱中していたのだ。ある...

小説に心を奪われた殺し屋の運命は… 生命力とパワーが溢れる犯罪小説 #だから殺し屋は小説を書けない ■あらすじ かつて師匠である殺し屋・和尚に鍛えられ、主人公の雨乞は殺し屋として生きていた。ある仕事のきっかけで一冊の本と出会い、それ以降彼は小説を書くことに熱中していたのだ。ある日、和尚より新たな仕事の連絡がくる。ターゲットは島の駐在所にいる警官で、彼は殺しの仕事に向かうのだが… ■きっと読みたくなるレビュー 殺し屋をテーマにした犯罪小説、感銘を受けた小説に出会った彼のターニングポイントを描いた作品です。 岡崎隼人先生の久しぶりの新作、『少女は踊る暗い腹の中踊る』ではドギモを抜かされた記憶がありますね。今回も生命力とパワーがあふれる内容で、表現者としての魂を感じられました。前作は終始狂い続けた世界観が強みの小説でしたが、本作はエンタメ要素がパワーアップしてましてどなたでも読める作風。それでも先生のネジが一本外れてしまったような良さもしっかりあって、十二分に楽しませていただきました。 本作のイチ推しポイントは、殺し屋である主人公雨乞の変化でしょうね~ 序盤の描写はとてもじゃないが理解できない狂いっぷりですが、ある人との出会いによって少しずつずれ始める。一般人だと超アタリマエのことなんですが、これまで閉ざされた環境だった彼にとっては悟りの境地なんでしょう。 特に小説との接し方、物書きとしての心得なんかは、読んでいる読者ひとりひとりに投げかけられているような気がするし、ひいてはこの物語を書いている岡崎先生の想いでもあるんでしょうね。ついつい雨乞に感情移入してしまうんです。 後半から終盤にかけては、かなり無茶苦茶になってくるんですが、あまり難しく考えすぎずにパッションで読み切るのが吉です。ここがこの作品の良さなんですから。次々展開されるアクションや、関係性と心情変化の波を楽しみましょう。 特に人間の憎しみと愛情がぶつかり合うシーンは、まさに叫びですよ。ストレートかつ狂った表現は生きる気迫というのを感じましたね。生命って、みなぎる力なんだと感じさせられました。 ■ぜっさん推しポイント 読書って楽しいですよね。私はミステリーが好きですが、一括りにミステリーといっても様々なジャンルがあるし、ひとつひとつ特徴や強みがあって、どれだけ読んでも別の面白さがあります。もちろん他のエンタメや純文も好きで、それぞれの魅力があって時間がホントに足らない。 でもたまには自分に合わないなー、好きじゃないなーという作品もあるんですが、それも含めて楽しめてるんですよね。何故ならそう感じることによって自分の心とも向き合えるし、他人の価値観を知ることもできるんです。 特に読書ではなくてもいいのですが、何かに正直に向き合える心と、極めたいと思う熱心さを持つということは、生きる上で大切なんじゃないかな。

Posted by ブクログ

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