コンサバター ダ・ヴィンチの遺骨(Ⅴ) 幻冬舎文庫

一色さゆり(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2024/03/07
• JAN: 9784344433649

商品レビュー

2024/06/01

4作目に続けて一気読み。
読みながら知らない作品を調べてみたり、フィクションでもこんな想いだったのかもと想像するのも楽しい。
3までの方がドキドキする展開な気もしたけれど、こちらもまた面白く読みました。

2024/05/28

「指紋 ≪荒野の聖ヒエロニムス≫」
暗号の答えとは。
自分自身でも理解しているとなると、進行度によっては情緒が不安定になり周囲の対応も難しいだろうな。

「血筋 ≪最後の晩餐≫」
大切に護られて。
伝えるべき時が来たら母親から聞いていただろうが、もしもの保険のために残された手紙だったのだろう。

「遺骨 ≪モナリザ≫」
DNAを探し求め。
少しでも何かが残っていたら調査は出来るだろうが、相当保存に気を付けなえれば何一つ残らないだろう。

「来歴 ≪大洪水≫」
本当の出所とは。
事件現場で魅力に取り憑かれてしまったからの行動とはいえ、そのせいで失われた命があっただろうに。

2024/04/30

コンサバターシリーズ第5弾は前作の続き。
パリに滞在しルーブル美術館に協力するスギモトと晴香が、レオナルド・ダ・ヴィンチの「大洪水」の謎に迫る。

今回は全編レオナルド。
思わぬところで見つかった素描の来歴を調べる内に判明していく思わぬ人との繋がり。
どこまでが史実かわからないけど、まさかのあの皇太子妃まで登場して物語はクライマックスに。
それにしても美術館の清掃のバイトとか魅力的。でも、身辺調査が厳しそう。

スギモトと晴香の関係にも進展が？
そしてルイーズの次の職場とマクシミランとの仲はどうなる？とまだまだ次作が気になります。