完全図解 中東で起きている本当のこと

宇都宮尚志(著者), 髙山正之(監修)

• 販売会社／発売会社: ビジネス社
• 発売年月日: 2024/03/01
• JAN: 9784828426044

商品レビュー

2024/10/31

世界史の素養もなく、無宗教の私には、読めても理解するのはとても難しかった。
中東地域では先ず民族があり、そこに宗教のフィルターと国境の線引きがあるので争いが絶えないのかと。
個人的には有史以来一番血を流させているのは宗教で、どこが救いなのかと思ってしまう。
中東和平は、、、ないなぁ。

2024/07/27

ユダヤ教　紀元前6世紀　ヤハウェ唯一神　聖典タナハ　創唱者モーセ
　選民思想　律法主義　　祖先アブラハム→
→1世紀　キリスト教 イエス ユダヤ教批判　受難　救世主　三位一体
　　ローマ帝国東西分裂＝ギリシャ／ローマカトリック分裂→プロテスタント独立　
→7世紀　イスラム教 ムハンマド　五行　異教徒との闘い　9割スンニ派

オスマン帝国　第一次世界大戦でドイツと同盟
　イギリスの切り崩し　三枚舌外交　アラブ国家建国約束→オスマン崩壊→大反乱

ユダヤ人（元ヘブライ人） エルサレム周辺カナンからローマ帝国占領で追放される
　ナチス ホロコーストによりパレスチナへ
　1948年イスラエル建国（パレスチナ国家分割　アラブ／ユダヤ）

パレスチナ自治政府　オスロ合意1993年～　イスラエルが最大貿易相手

アメリカ　ユダヤ人2.2％
　NYタイムズ、WSジャーナル、ワーナー、ゴールドマンサックス、Meta、Google
　キリスト教福音派　プロテスタントの半数 1億人
　　新約聖書 絶対主義　パレスチナ＝ユダヤ人の土地　　共和党支持母体

2024/05/30

2023年10月から始まったパレスチナ・イスラエル戦争、民族・宗教の問題に周辺国や大国の思惑が絡んでなかなか複雑な状況のようで、ここで少しおさらいというかお勉強をしておこうかと思い手に取りました

なかなか分かりやすくまとめられていて良かったのですが、途中に挟まれる監修の髙山正之氏のコラムがかなり偏っていてまあまあ台無し
なぜこの人を監修者に選んだのか謎

ま、それはさておきパレスチナ・イスラエル戦争ですよ
うーん、ウクライナも含めてほんとになんとかならんもんかなーと思う
思うだけで具体的な行動は何もできないんだけど、まずは「知る」ってことは大切なことなんじゃないかと思うんです

その上でいろいろ事情はあるんだろうけどやっぱり戦争はやめようよ！と願うのです
いやいやこんな世界の片隅で願ったところで明日戦争が終わるわけじゃない
そんなことは分かってる
分かってるけどそういう吹けば飛ぶような想いが寄せ集まって力を持つことだってあるんじゃないの？とも思うのですよ

ちりも積もれば山となるって絶対ある

絶対あるって信じることが、世界が平和への道を歩む一歩になるんじゃないかなぁというぬるぬるの夢を見る初夏の夜なのでした