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努力の数値化 凡人でも「稼ぐ力」を最大化できる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/02/28 |
JAN | 9784046066442 |
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努力の数値化
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
的外れな努力はなぜ生まれてしまうのか、頑張っているのに結果が出ない。頑張っているのに認められない。そんな人たちのための本です。求める結果に対しずれなく、努力を重ねる、努力には正しい方向性がある、これはダルビッシュも言っていたことです。そして今まで結果が出ず、評価されない中でもふて...
的外れな努力はなぜ生まれてしまうのか、頑張っているのに結果が出ない。頑張っているのに認められない。そんな人たちのための本です。求める結果に対しずれなく、努力を重ねる、努力には正しい方向性がある、これはダルビッシュも言っていたことです。そして今まで結果が出ず、評価されない中でもふてくされず、頑張ってきた人ほどこの本を読むことで効果が大きくなります。 凡人が唯一天才に勝つことができる手段、努力の数値化と言う考えです。例えば自分は16時間勉強していると思っていても、実際には8時間しか勉強していなかった場合、これは努力の濃度が薄いということです。つまり実際の勉強時間をさらに16時間に近づけることで、成績がぐんぐん伸びたと言う検証結果です。努力しているふりを実際の努力へと変えて、医学部の入学を勝ち取った著者。 正しい努力を積み重ねて、この力を磨き、自分ならではの強みを発揮していく必要があります。世の中の不平等のほとんどは努力で挽回できます。個人の力が重視される時代になったとともに、個人の努力が正当に評価される時代になったともいえます。 ゴールがわからなければ、素直に人に聞けばいいのです。ゴールを知っている人にゴールはどこですかと聞いてしまえば良いのです。何を勉強したらいいか、どのように勉強したらいいか、どうすれば1番効率的に学び取れるかなのです。ほとんどの先生はその答えを教えてくれます。さらに、評価に結びつく行動をとってもらった方が上司にとってもお得だからです。 設定すべき目標を履き違えために、満点を取るのではなく、あくまで合格点を取ることです。周りの受験生を見ているので、膨大な出題範囲の全てを完璧に勉強し、満点を目指さなければ、結果的に合格点には到達できないと考えている人が多いことに気づきました。目標はあくまでも合格点を取ることです。みんなより狭い範囲に時間とパワーを集中することができ、確実性が増します。医師国家試験も同じ考え方で合格することが可能でした。
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目標を達成するために、最適な努力とは何なのか。 今から積み重ねようとしている努力は、本当に目標達成に結びつくものなのか。動き出す前に意識するだけで、無駄な努力のほとんどは防げる。 目標を設定する。目標までの矢印を引く。 学ぶ→行動する→継続するのサイクルを高速で回し続ける。 学ぶ:努力の質を高める 行動する:努力の量を増やす 継続する:努力の矢印を進み続ける。 【行動する】を勉強に置き換えるのならば、【学ぶ】は先生に「どこがテストに出ますか」と質問したり、過去問を見ながら出題傾向をつかんだりして、「どう勉強すればいいのか」の情報を集めるのが【学ぶ】です。 学ぶ上で重要になってくるのは、誰から学ぶか。 自分が得たい結果をすでに出している人。すでに誰かに教え、その人に結果を出させた経験がある人。 学ぶ上で、現状と得たい結果の間に、角度1度のずれもないまっすぐな矢印は、お金でも買うことができる。 広告予算を年間2000万円と仮定すると、予算のすべてを広告出稿にあてずに、1000万円をコンサルタントに支払った見返りに「目標までの角度0度の矢印」を手に入れる。そうすると、設定した目標までの矢印が角度0度になるので、結果的に投資を最小限に抑えることにつながる。 初めの一歩目から、すでに的外れな方向に進んでしまうとはどういうことか。敢えて極端な例を挙げる。 例えば東京本社に勤めている人が、「今から大阪に出張して、商談をまとめてください」という指令を上司から受けたとする。単純明快な指令だが、その指令を受けた人間の行動は、驚くほどに十人十色だ。 ・とりあえずコーヒーを飲んで一息つく人 ・「大阪に行けって言われちゃってさー」と隣の席の人に話しかける人 ・一目散に会社を飛び出し、徒歩で西へ向かう人 ・東京駅まで来たはいいが、間違って東北新幹線に乗る人 ・東海道新幹線に乗ったはいいが、商談に必要あ資料をすべて自分のデスクに忘れていく人 ・指令を聞かなかったことにして、自分のデスクでそれまでの仕事を続ける人 これくらいの「はじめの一歩がずれている」事態は頻繁に巻き起こる。 だからこそ 1目標を設定する 2目標までの矢印を引く というシンプルなプロセスが、とても大事になってくる。 自分より上の結果を出していたり、自分より上の結果を出させていたりする人に対して、「自分より結果を出すことに関する正答率が高い」くらいにしか考えていない。100%の正解を知っていて、それを教えてくれるなんて最初から期待していない。 結果とは日々の意思決定の積み重ねなので、日々の意思決定の正答率が自分よりも高いということ。その考え方を自分にインストールできたら、自分の正答率も上がる。言ってしまえばその程度のもの。我流でやるよりも話を聞いてみたほうがマシだろう程度に考えておけば、学びのフットワークは軽くなる。 「学ぶ」→「行動する」→「継続する」はあくまでもサイクル。 一度学んだ行動を継続するだけでなく、新たな情報を得るべく、再び学に立ち返らなければならない。なぜならば、まっすぐに進んでいるつもりでも、いつの間にか「努力の方向性」がずれている可能性があるからだ。行動する中で、世の中の状況は目まぐるしく変わる。そして日々成長していけば、自身の考え方も変わってくる。そう考えると、最初に決めた方向をいつまでも目指し続けるのは、むしろ危険だともいえる。 学ぶのがうまい人ほど、人からの学びを1回では終わらせない。学びにいき、相談し、アドバイスをもらい、行動し、報告がてら次の学びを得ようとする。いつの間にか、その人との間で、「学ぶ」→「行動する」→「継続する」のサイクルが生まれる。自分のアドバイスをすぐ実行してくれる人は、アドバイスをした側にとってはかわいいもの。 私も「自分の成功率は40%くらい」と認識しているから、うまくいったことが続いているときに周りからチヤホヤされても、「今はたまたま、成功率が上振れしているだけ。いずれは成功率40%に収束する」と自分を律し、浮足立たずにすむ。一方でうまくいかないことが続いたときに周りから陰口を叩かれても、「自分の成功率は40%ほどなのだから、だいたいこんなもん」と自分を崩さずにすむ。浮かれて努力をやめることも、やさぐれて努力を投げ出すこともなくなるから、どちらにしても、努力を継続しやすくなる。
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