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中学受験をして本当によかったのか? 10年後に後悔しない親の心得
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中学受験をして本当によかったのか? 10年後に後悔しない親の心得

小山美香(著者)

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中学受験をして本当によかったのか? 10年後に後悔しない親の心得

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実務教育出版
発売年月日 2024/02/27
JAN 9784788909298

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2025/01/06

中学生の17人に1人が不登校。高校生の12人に1人が通信制高校生。そして、不登校の子の中には、中学受験を経験した子が大勢いる。 私自身は中学受験とは縁はなく、その後の人生からも全く必要性を感じない。正直、メリットも動機も不明で、どういう世界かも分からない。なので良し悪しの判断が...

中学生の17人に1人が不登校。高校生の12人に1人が通信制高校生。そして、不登校の子の中には、中学受験を経験した子が大勢いる。 私自身は中学受験とは縁はなく、その後の人生からも全く必要性を感じない。正直、メリットも動機も不明で、どういう世界かも分からない。なので良し悪しの判断がつかない。ただ、否応なく受験熱に巻き込まれ、小学校を蔑ろにして塾を重視したりという地域もあり、知っておきたい分野だった。特に、小学生時代から既定された価値観を浴びせられた人間は、その後どう育つのか。 本書は、どちらかというと、受験に失敗して良かったという立場に寄り添う。実際に経験者から複数のヒアリングをするが、中には受験して成功したという子もいて、一応のバランスが取られてはいる。 ー 5、6年生になると、子どもたちが学校の先生のことをバカにし始めるのです。「先生、その理論説明してくださいよー。それ、間違ってますよね」とか言って、サピックスの問題をやらせようとするのです。だから、毎年担任が病んで辞めていきました。厳しい男の先生でもダメで、その後に来た若い女の先生もダメで、3人辞めていきました。最後は教頭先生が授業をやっていました 早稲アカとかサピックスとか。これらも縁はなかったが、本書でなんとなく知る事ができた。 もしかしたら、その地域の公立中学が荒れていて評判が良くないなど、回避すべき理由もあるのかも知れない。子供に罪はないのだが、世帯収入や親の学歴などで階層は生まれてしまう。そうしたごった煮が楽しいとも思うのだが、綺麗事だけでもないのだろう。本書が紹介するように、進路の失敗はリカバリー可能というのが救いであった。

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2024/05/01

現在高3の子供が中学受験はうまくいかず、でも期待通り本人の希望通りの高校で充実しているようなので、本書の内容身に染みる。 子供にとって中学受験は負担が大きすぎたのかもしれない。基礎学力は、身についたから中学での勉強と受験勉強は圧倒的アドバンテージがあったようだが。 「子供はそれ...

現在高3の子供が中学受験はうまくいかず、でも期待通り本人の希望通りの高校で充実しているようなので、本書の内容身に染みる。 子供にとって中学受験は負担が大きすぎたのかもしれない。基礎学力は、身についたから中学での勉強と受験勉強は圧倒的アドバンテージがあったようだが。 「子供はそれぞれ自分なりの伸びる時期を持っている」。

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2024/03/19

中学受験のメリットを説いた発信ばかりが注目を浴び、その危険性については話題にならず、過熱する一方の中学受験。 あえて「挫折」を味わった中学受験組の子たちへの取材を通して、幸せな中学受験とは何かを考える一冊。 構成が興味深い。 タイトル通り、中学受験をしてから10年後を迎えた22...

中学受験のメリットを説いた発信ばかりが注目を浴び、その危険性については話題にならず、過熱する一方の中学受験。 あえて「挫折」を味わった中学受験組の子たちへの取材を通して、幸せな中学受験とは何かを考える一冊。 構成が興味深い。 タイトル通り、中学受験をしてから10年後を迎えた22歳前後の子たちへの取材を中心としている点、志望校不合格や進学後の不登校といった「挫折」を経験した子たちを取材対象としている点だ。 世の中受本の多くは、塾講師等の受験業界の人がものしており、彼らは数千人もの受験生と接してきた長年の経験をもとに「一般論」を説いている。 それに対し本書は、十数人の個別具体な事例から、中学受験とは何かを照射する。 (中学受験経験者のうち大きな挫折を経験した人間は少数派なのだから、本書の執筆動機を考えれば当然そういう構成になるとも言える。) 章立ても良い。 ギリギリ合格の功罪、受験過熱地域の功罪、親の声掛けの功罪、狭まった視野で中学受験を強制することの功罪・・・といった挫折経験から見る受験や志望校選びのヒントから始まり、 数々の挫折を抑止するためのヒント(睡眠の重要性や塾や志望校の選び方)と続き、 最後は、挫折を経験したにも関わらず、取材した子たちみんなが中学受験を良い経験だったと振り返るのはなぜか・・・。そこに焦点をあて、中学受験の本当の目的を見つめ直す。 これ、とっても面白いのは、冒頭で述べた「受験業界の人が書いた一般論」と本書との間で、殆どの観点において結論が同じなのである。 多くの受験成功者を含む一般論から見ても、受験を経て挫折を味わった人たちから見た個別論から見ても、 「幸せな中学受験」を送るためのヒントは、共通している。 そのことが、本書を読んで、自分の中学受験に臨むスタンスをまた一つ強固にしてくれたように思う。 読んでよかった。

Posted by ブクログ