ブルブル ブブブー 0.1.2.えほん

にごまりこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2024/02/23
• JAN: 9784834087604

商品レビュー

2024/09/05

車に乗った動物が次々に登場する。
カラフルな色使いが明るく楽しい絵本。
文が少なくボリュームが少なめで幼い子向け。

【ママ評価】★★★★
他にない世界観を持った絵が可愛い。
色使いが独特でとても綺麗。
車が走っているのをカラフルな色の線や点で表現しているのが特徴的で素敵。
こっくりとした明るい色合いが白背景に映える。
文は0.1.2.えほんの『ぶーぶーぶー』に似ているかと最初は思ったけれど、色々なバリエーションが出てきて、短いけれどギュッと詰まった感じで楽しめた。

【息子評価】★★★★
ほぼ3歳の息子には低年齢向けの絵本かと思ったけど、ふふっと笑いながら聞いていたので内容は全然楽しめるようだった。
ストーリーのある絵本も読めるようになってきたので、ボリュームはかなり少なく感じる。
車好きの息子なので、車の絵本というだけである程度は楽しめるのかな。
2歳11ヶ月

2024/06/04

2y5m9d
セイウチやナマケモノまで出てきてみんなでブーブーお出かけ。
かばのくるまを見て、タイヤ3つある!と言っていた。

2024/03/20

蹴立てる砂利、けたたましいスキール音、そしてこちらを真っ直ぐに射抜く８つの眼ーー。

児童書売場の絵本ラックに立っていたこの本。
とにかく表紙の圧がもの凄くて、一度はスルーしたのですが再度通りかかって先頭の猫と目が合った時にはもう既に会計が済んでいました。

近ごろは煽り運転とか危険運転にまつわるニュースなんかを頻繁に目にするようになり、それは当然子どもにも伝わっています。車というものに対して少なからずネガティブなイメージに触れやすい昨今、だからこそ、ニコニコ笑顔で車を運転する動物たちの表情を見て少しでも恐怖や不信を拭ってもらえたらと思いますね。

それはどちらかと言えば読み聞かせる側の大人も、もし普段からハンドルを握るのであり子どもを乗せることがあるのならば、「何だよコイツおっせえな」とかついブツブツ言ってしまうのを抑えて、ゆとりを持った穏やかなドライブを心掛けたいものであります。

文章に濁音・半濁音が多く、同じ「ブー」でも読み方ひとつで色々と表現を変えたり出来るのは声に出していて楽しい。

全体的にどの車も結構なスピードを出しているように見えるのはご愛嬌かな。

1刷
2024.3.20