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REKIHAKU 特集 顔・身体をもつ道具たち 歴史と文化への好奇心をひらく
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REKIHAKU 特集 顔・身体をもつ道具たち 歴史と文化への好奇心をひらく

国立歴史民俗博物館(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国立歴史民俗博物館/文学通信
発売年月日 2024/02/28
JAN 9784867660300

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2026/05/21

顔は人の代名詞とも言える。頭の中で特定の人をイメージするとき、その像には必ずと言っていいほどその人の顔が含まれるはずだ。顔は重要だからこそ、古今東西を問わずさまざまなものに表現されてきた。中には、人間の形をしていない器物に顔をあしらった造形品もある。本書は、そうした造形品を対象に...

顔は人の代名詞とも言える。頭の中で特定の人をイメージするとき、その像には必ずと言っていいほどその人の顔が含まれるはずだ。顔は重要だからこそ、古今東西を問わずさまざまなものに表現されてきた。中には、人間の形をしていない器物に顔をあしらった造形品もある。本書は、そうした造形品を対象に、考古学や心理学、人類学などの諸分野から多角的な視点を提供する。興味深いのは、こうした人間表現が先史時代の日本において「規制されていた」という説だ。たとえば、なぜ弥生時代には土偶がないのだろうか。人体表現に関する素朴な疑問が湧いてくる。装飾的な土偶に比べ、弥生時代の人体表現は、銅鐸の絵画や土器の線刻のようにシンプルな図形にとどまる。このように、具象性に乏しい表現が主流を占めた時代があったことが、考古学的に明らかになっている。また、縄文土器の人体表現は「人体にモノを寄せ、その背後にある何かを理解し、何かを託そうとした行為」とされる。しかし、こうした行為が一時的に抑制され、古墳時代に人物埴輪が製作されるようになって再び古い思想が蘇った、という興味深い見解も披露される。さらに、付喪神(つくもがみ)に関する記述も面白い。付喪神は日本の妖怪観のシンボルと思われがちだが、当時の絵画資料を紐解くと、実はそれほど一般的な存在ではなかったことが分かる。器物の妖怪という概念は、むしろ中国や琉球のほうで盛んであったという指摘は新鮮だ。

Posted by ブクログ

2026/04/13

歴史的に重要な道具には顔や身体があしらわれている事がある。この特集ではその文化的な意義や意図を様々な学問分野の観点から探る。ものを作る時、私たちの心はどこかで顔や身体に引き寄せられるのかもしれない。それはどんな年代でも変わらない。

Posted by ブクログ

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