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中国「戦狼外交」と闘う 文春新書1444
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/02/16 |
JAN | 9784166614448 |
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中国「戦狼外交」と闘う
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
自分は外交について「日米」「日中」は身近だったが「日豪」については今まで意識したことがなかった。日本とオーストラリアで「中国問題」に対する意識を丁寧に摺合せを行ってきた筆者。日々、台頭してゆく中国に立ち向かうための重要なポイント。「歴史カード」を振りかざす中国に果敢に立ち向かうための重要なポイント。それは「中国と同じ土俵に乗らない」こと。見るべき相手は中国ではなく、任国であるオーストラリア。中国に対する意見、立場を日豪で共有して、大所高所に立つ。中国だけに目を向けるのではなく、「オーストラリア駐日大使」の立場で戦ってゆく。山上大使の果敢な行動に心打たれた。 いつか「カウラの地」に立ってみたい。
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外交官の真の仕事はなんぞや。 外交官に求められる資質はなんぞや。 その答えが新書一冊に詰まっている。 そして、中国の「戦狼外交」への処方箋も 答えが分かってるんだから、実践しろよ、外務省!!
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著者山上信吾氏の2020年12月から2年4ヶ月間の駐豪大使としての奮闘の記録。 事なかれ主義に陥ることなく、特に中国の脅威に日豪で連携して対応すべく、現地マスコミ、政界に積極的に露出、交流し、我が国の主張を浸透させ、地位を高めた功績を自負をもって語る。 親中派、媚中派は我が国...
著者山上信吾氏の2020年12月から2年4ヶ月間の駐豪大使としての奮闘の記録。 事なかれ主義に陥ることなく、特に中国の脅威に日豪で連携して対応すべく、現地マスコミ、政界に積極的に露出、交流し、我が国の主張を浸透させ、地位を高めた功績を自負をもって語る。 親中派、媚中派は我が国に限らず、豪州にも他国にも存在するし、本国外務省の腰の据わらなさは甚だしい。 著者が繰り返し、思考停止、怯惰を指摘する所以だ。 規律の弛緩と錬度の低下、国家を背負う官僚としての意識の低下、狭隘な視野なども指摘されているが、他省庁を含む官僚全体に当てはまらないだろうか。 中国の浸透力、影響力は侮れないが、昨今の戦狼外交に見られるように決して外交上手ではない。 外務省若手の士気向上には待遇改善も大切だが、外交官としてのやり甲斐の方が遥かにもっと深く大切だと著者は説く。 本邦外交当局の使命感、士気の向上を期待したい。
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