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悼みの海 講談社文庫
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悼みの海 講談社文庫

熊谷達也(著者)

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悼みの海 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/02/15
JAN 9784065340660

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悼みの海

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2024/05/27

東日本大震災の日、 私は卒業式の前日で教室で待機中だった。 もうすぐで下校時間だな~ と読書をしながら考えていたら突然 先生達が教室に走ってきて テレビを点けるように言われた。 そしたら津波の映像で 私たちが住むこの日本で 本当に起きていることなのか 信じりなくて夢を見ている...

東日本大震災の日、 私は卒業式の前日で教室で待機中だった。 もうすぐで下校時間だな~ と読書をしながら考えていたら突然 先生達が教室に走ってきて テレビを点けるように言われた。 そしたら津波の映像で 私たちが住むこの日本で 本当に起きていることなのか 信じりなくて夢を見ているようだった。 自然災害はどうしようもないから 上手く付き合っていくしかないと思う。 だけど災害が起きる度に どうしようもなく悔しい気持ちになる。

Posted by ブクログ

2024/05/17

宮城県気仙沼市が、この書に出てくる「仙河海市」のモデルになっている。これは、2011年の東日本大震災に関連した物語である。 第一部:仙台で働いていた川島聡太は、東日本大震災に遭い、両親と連絡がつかないことが気にかかり、故郷の仙河海市に向かう。 仕事中にビルの大揺れから始まり、歩...

宮城県気仙沼市が、この書に出てくる「仙河海市」のモデルになっている。これは、2011年の東日本大震災に関連した物語である。 第一部:仙台で働いていた川島聡太は、東日本大震災に遭い、両親と連絡がつかないことが気にかかり、故郷の仙河海市に向かう。 仕事中にビルの大揺れから始まり、歩いて塾生を送り、ライフラインの復旧のないまま車を走らせて避難所まで…という被災状況が非常にリアルに描かれている。 第二部:東日本大震災から50年後の仙河海市に住む小学生の呼人は、海を見たことがない。 少し先の未来を描いているのだが、ここで待人と呼ばれているちょっと変わった爺さんと出会う。 爺さんが呼人に託したものとは…。 第三部:川島聡太が仙台を離れ、生まれ故郷の仙河海市に戻りタクシー運転手として暮らし始めて3年後のこと。同級生たちとの交流、そして高校時代に付き合っていた笑子との再会。 ここから以降の出来事が、第二部の爺さんとなるまでだとわかる。 東日本大震災のことを知ることは辛いが、震災で失われた命や風景を悼むことも必要だと今になって思う。 地震はいつどこで起こるかわからないからこそ、常に心していなければならない。

Posted by ブクログ

2024/05/07

仙河海のは何回目だろうか、毎回深く考えさせられる。今回も3.11なんだが、未来を描くって初めてかもね、でも自然と共存せずにコンクリート壁だけで全ての問題を解決する気仙沼市に住まない官僚の考えを押し付けた、問題提起する大事な事です。我々は本当に何も知らない無知でメディアの公平性が世...

仙河海のは何回目だろうか、毎回深く考えさせられる。今回も3.11なんだが、未来を描くって初めてかもね、でも自然と共存せずにコンクリート壁だけで全ての問題を解決する気仙沼市に住まない官僚の考えを押し付けた、問題提起する大事な事です。我々は本当に何も知らない無知でメディアの公平性が世界70位とかのくだらない情報しか知らされない悲しい国民、キックバックが見つかっても脱税すら認めない悲しい国民。今のままなら未来はこうなるよと言う熊谷達也さん。第二部の続きが無いのと、ラストの笑子の子供の名前とは未来が変わったの?とわからない所があるけど

Posted by ブクログ

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