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しあわせの処方箋 イタリア人精神科医 パントー先生が考える
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あさ出版 |
発売年月日 | 2024/02/15 |
JAN | 9784866676616 |
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しあわせの処方箋
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借りたもの。 精神医学の比較文化として、私には非常に興味深い本だった。 日本でも心の病――気分障害、摂食障害など――の問題が注目される昨今、イタリア人――日本の“外”からの視点――精神科医による、日本人人の文化や心の在り方から、心の病について考察された本。 前半は、よくある?“...
借りたもの。 精神医学の比較文化として、私には非常に興味深い本だった。 日本でも心の病――気分障害、摂食障害など――の問題が注目される昨今、イタリア人――日本の“外”からの視点――精神科医による、日本人人の文化や心の在り方から、心の病について考察された本。 前半は、よくある?“生きづらさ”の事例と、それを基に著者・パントー先生からの診断と助言が続く。 掲載されている事例には諦念……「どうせ○○しても仕方ない」系にあふれている。 それは何処か、物事の尺度が他人基準……「他人軸」になっていて「自分は今何を感じているのか、どうしたいのか」というものを見失っている状態に起因している模様。 つまり「自分軸」が無い。と私は解釈。 …10~20代頃の私を支配していた感情だ、これ…… 例えるならTV版『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ。 それらの理由…原因と言ってしまって良いだろうか、日本社会・文化について、パントー先生が感じたこと、心理学や文化精神医学(そういうジャンルがあるんだ!)などのエビデンスを紹介している。 過去、多くの日本人の精神について論じたものがある。 その要約とも言える。 アイデンティティーの定義……「社会的なもの/役割」と「個人的なもの/固有性」があること。 日本では社会的役割が強く求められがちなのは言わずもがな。集団社会の文化だったから…… そして日本の「空気を読む」文化……他人の内面に対して機敏でもある。 また、親などから感情表現の抑制を要求される文化でもある事など…… そういった外、他人からの圧力が起因して生きづらさになっていることを指摘。 …こう書くと「それでは教育が外圧で悪いという事になる!!」と反発されそうだが、それとは別に「(その時そうしなくても)自分はどうしたかったのか」という本当の自分に蓋をしていることが問題。 その「自分はどうしたかったのか」をその場で爆発させるのではなく、叶わなくても伝えることが大切だという事。 Ⅱ部、Ⅲ部でのヨーロッパ圏とアジア圏の文化的な――個人主義と集団主義――比較はとても興味深く読んだ。 アジア圏にいると是とされる事も、それによって抑圧される理由などを懇切丁寧に説くので、「なるほど!」と発見がある。 「日本は恥の文化」とはルース・ベネディクト『菊と刀』( https://booklog.jp/item/1/4334751695 )で有名になったが、それに繋がる。 悩めるときに、ちょっと参考に…… でも、一番悩んでいるときには、腑に落ちて実践は難しいかも…… 遠藤一同『発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした』( https://booklog.jp/item/1/4781622399 )にて対談されていた精神科医。どんな方だろうと思い、今回、拝読。
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