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アウシュヴィッツのタトゥー係 双葉文庫
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アウシュヴィッツのタトゥー係 双葉文庫

ヘザー・モリス(著者), 金原瑞人(訳者), 笹山裕子(訳者)

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アウシュヴィッツのタトゥー係 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2024/02/14
JAN 9784575527322

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商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2024/09/16

生きているすべての人に読んでほしい。 現代に生きる私たちは、ナチス・ドイツが1933年〜1945年まで続き本作の主人公が収容されたアウシュヴィッツは1942年〜1945年までと、始まりから終わりまでを知っている。 本作の主人公は、いつこの日々が終わるのか、解放され自由になるかは...

生きているすべての人に読んでほしい。 現代に生きる私たちは、ナチス・ドイツが1933年〜1945年まで続き本作の主人公が収容されたアウシュヴィッツは1942年〜1945年までと、始まりから終わりまでを知っている。 本作の主人公は、いつこの日々が終わるのか、解放され自由になるかはたまた5分後には死ぬか、なにもかも分からないまま、アウシュヴィッツでの日々を克明に語る。 結果として、運が良かったとしか思えないような状況をいくつもかいくぐり生き抜いて、現代にこの記録を残している。 髪を剃られ、服を剥ぎ取られ、名前を奪われ数字で呼ばれ、生きるか死ぬか殺されるか、まるで“偶然“が生死を分けるかのような毎日。 生きていくこと、愛する人に会えること、家族と過ごすこと、お腹いっぱいご飯を食べること、本を読むこと、学ぶこと、自由に外を歩くこと、いま当たり前に私の世界に存在する全てが、当たり前ではなかった。 映像としては想像できたとしても映画や写真のような世界で、自分が体験するものとして想像するのはあまりにも難い状況が、過去に確かに起きていた。 これを風化させてはならない。 人間の歴史に二度とあんなことが起きてはならない。 もっと深く知りたいと思った。

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2024/08/29

アウシュヴィッツ強制収容所で連れて来られる人々に鑑識番号のタトゥーをいれる係についていたユダヤ人男性の証言をもとに書かれた作品。 今日隣にいる人が明日も隣にいるかわからない。想像を絶する環境の中で最後まで明日を信じて生き続ける主人公の逞しさや行動力、自らを危険に晒してでも仲間を守...

アウシュヴィッツ強制収容所で連れて来られる人々に鑑識番号のタトゥーをいれる係についていたユダヤ人男性の証言をもとに書かれた作品。 今日隣にいる人が明日も隣にいるかわからない。想像を絶する環境の中で最後まで明日を信じて生き続ける主人公の逞しさや行動力、自らを危険に晒してでも仲間を守ろうとする登場人物たちの精神的な強さに心を揺さぶられました。 また、どんな状況でも希望を失わず、周りをよく観察して警戒を怠らないことの大切さも学びました。

Posted by ブクログ

2024/08/17

5分後には自分が死んでいるかもしれないと思いながら過ごす時間が何年も続く世界。それが被収容者にとってのナチスの強制収容所だ。この本はそんな世界を生き抜いて結ばれたラリとギタの物語だ。フィクションの形式をとっているが、描かれている出来事は、ほぼ現実に起こった通りと考えてよいという。...

5分後には自分が死んでいるかもしれないと思いながら過ごす時間が何年も続く世界。それが被収容者にとってのナチスの強制収容所だ。この本はそんな世界を生き抜いて結ばれたラリとギタの物語だ。フィクションの形式をとっているが、描かれている出来事は、ほぼ現実に起こった通りと考えてよいという。主人公ラリが体験した事実が小説的に仕立てられることによって、収容所の恐怖と絶望がよりリアルに伝わってくる。だが、読後感は決して重いものではない。多くの人に読んでほしい作品だ。

Posted by ブクログ

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