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2030年お金の世界地図 SB新書644
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
発売年月日 | 2024/02/07 |
JAN | 9784815621711 |
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2030年お金の世界地図
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
米国はこれから衰退し、中国やロシア、ルワンダなどがこれからは有望。自分の頭で考えなければ導き出せないような言説の数々に引き込まれた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
栄える国には一定の法則、条件のようなものがハッキリしているそう。 ①外貨を獲得できる手段に優れていること ②国が開かれていること ③指導者が優秀であること ①に関してはまず天然資源か輸出品。 政治がどうとか、国民がどうとかよりも、とにかく天然資源。 世界中から必要とされる資源が、地面からザクザク採れるっていうのは、何ものにも代えがたい優位性があるのは認めざるを得ないみたいです。 こういったものが無い場合、例えば戦後の日本は「高品質&低価格」な製品を作りまくることで、世界中のマーケットシェアを獲得することに成功したわけですが、ここにきて人口減による労働力不足が重たい影を落としていることから見通しは暗いようです。 ②に関しては、元々オープンな国よりも、ここ最近、独裁政権や共産主義、保守主義的な政治から変更があって、開かれ始めている国に大きなビジネスチャンスが生まれるようです。 ③に関しては、言わずもがな、その国のリーダーが「負債を減らして資産を築くことが重要である」という大原則のもとに行動できているか否かに因るそう。 借金まみれなのに子どもにお小遣いを配りまくったりして家族関係を維持しているお父さんのいる家庭はどうなの?って話です。 こういった観点から、世界のマーケットで「これから伸びる国」と「これから沈む国」を具体的な事実や歴史の史実をもとに解説してくれます。 続きは弊ブログに掲載しております⇒https://x.gd/E0Yp2
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・まだS&P500に投資してんスカ?(笑) これから金を産む国条件は以下の通り。 ①言語が統一されていること。②労働力が安く、教育が行き届いていること。③経済的に開かれていること。 過去のアメリカや日本がこの典型。逆に、今後伸びると言われているインドは①を満たし...
・まだS&P500に投資してんスカ?(笑) これから金を産む国条件は以下の通り。 ①言語が統一されていること。②労働力が安く、教育が行き届いていること。③経済的に開かれていること。 過去のアメリカや日本がこの典型。逆に、今後伸びると言われているインドは①を満たしていないので厳しい。 じゃあどこが伸びるか。サウジアラビアやウズベキスタン、ロシア、ルワンダあたりだそう。面白いところでは南北統一したら北朝鮮にも見込みがあるとのこと。 さらに面白いことに、アメリカは確実に沈むそう。これは債務超過の国が辿った歴史的運命とのこと。日本は、、、言わずもがな。 卑屈な個人的感想としては、S&P500よりオルカンに投資して良かったな....wと、意味のないほくそ笑みができたのが収穫(※オルカンもほぼアメリカ株です) ・アフリカの謎 -なぜ条件を満たしていても伸びないのか? ルワンダは見込みがあるが、その他の国もポテンシャルがあるのに経済発展してないことに、筆者は理由がつけれていないそう。 個人的には、吉本隆明の晩年の思想「アフリカ的段階」が関係しているのではないかと思う。詳しくは中沢新一『精神の考古学』で解説されているが、要するに交換的ではなく贈与的なのである。だから交換ベースの、もっと言えば収奪ベースの資本主義とは馴染まないのだろう。 とは言えこれは妄想なので『超加速経済アフリカ』あたりを読まないとなと思う今日この頃です。
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