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生物学者と料理研究家が考える「理想のレシピ」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日刊現代/講談社 |
発売年月日 | 2024/01/31 |
JAN | 9784065344620 |
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生物学者と料理研究家が考える「理想のレシピ」
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「本から」 ミトコンドリアを襲う「活性酸素」の脅威 「食べる」ということは「体を入れ替える」 動的平衡の実態を担っているのは絶え間のないタンパク質の交換 炭水化物と脂質が、静的な燃料源であるとすれば、タンパク質は、動的な働き手 エントロピー増大の法則がこの宇宙のすべてを支...
「本から」 ミトコンドリアを襲う「活性酸素」の脅威 「食べる」ということは「体を入れ替える」 動的平衡の実態を担っているのは絶え間のないタンパク質の交換 炭水化物と脂質が、静的な燃料源であるとすれば、タンパク質は、動的な働き手 エントロピー増大の法則がこの宇宙のすべてを支配していて、秩序あるものは秩序が失われる方向にしか動かない だが、唯一、生命だけがエントロピー増大の法則に抗って、秩序を維持しようとしている。だから、、逆に、エントロピー増大の法則に抗うものを生命と呼ぶことができる。
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カロリーの補給は「自動車にガソリンを入れるようなものである」と聞くと、食事する意味について非常に分かりやすく感じられるが、それは正しくない。 ガソリンを補給して動くのではなく、実際はガソリンの成分が自動車のタイヤ、窓、座席、エンジンのネジなどに成り変わっていく、つまり、私達の身体...
カロリーの補給は「自動車にガソリンを入れるようなものである」と聞くと、食事する意味について非常に分かりやすく感じられるが、それは正しくない。 ガソリンを補給して動くのではなく、実際はガソリンの成分が自動車のタイヤ、窓、座席、エンジンのネジなどに成り変わっていく、つまり、私達の身体は食べたものでできている、そのものである。 食を考える時、〈動的平衡〉の概念を忘れてはならない。 生物学者、福岡伸一と料理研究家、松田美智子のコラボレーション。 日刊ゲンダイに連載された記事をまとめたレシピ本 これがレシピ本であるということが私にはとても面白く感じられてしまいました。 前半の福岡先生の書き下ろし部分では、食の話をする前に細胞に関してどこまでもミクロに追求していき、身体を作っているものは何か、生き物はどこまでも煩雑になっていこうとするエントロピーの法則に抵抗しているのだ!というお話がとても興味深く思えました。 その、生物学ってすごい!!!という気持ちのまま第二部に入った途端、あ、この本はレシピ本だった!と思い出す、その振り幅が面白かったです。 レシピの内容は、旬の食材から主要の食材、発酵食品などを使った料理が掲載されていて、一つ一つに福岡先生の観点によるメモが付いていて、この食材を摂る意義を知ることができます。 レシピ本としてのまとめ方が好きですし、前半と後半の温度差もクセになり、今回は図書館で借りましたが、この本が欲しいと思いました。
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