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ははのれんあい 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2024/01/23 |
| JAN | 9784041143193 |
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ははのれんあい
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商品レビュー
4.1
45件のお客様レビュー
久しぶりに号泣していまう本に出会いました! 窪さんの文章はやさしい… まだ未読の本も読もうと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第一部は頼りない由紀子が働き出して母になってたくましくなっていく間に自然と応援している。夫の智久も一瞬見直すけど最後の浮気に腹が立つ。 第二部は複雑な家庭育ちなのに智晴ができすぎ。でも第一部から読んでればあのかわいかった智晴がこんな立派に、となる。 解説 白石一文さん 小説家は善悪や利害で人間を描かない。本来、登場人物に完璧な役割分担などさせないし、作者本人にとっても手ごわいほどに複層的な人物たちを作中で絡ませることで一筋縄ではいかぬ物語を作り上げる。 それは小説家が、〜人生の残酷さと美しさとをよくよく承知しているからだ。 第一部 由紀子目線 第一章 かぞくのはじまり 縫製工場の智久の家へ嫁ぎ、息子智晴が生まれた由紀子。子育てに慣れたら戻るつもりだった工場は仕事が減り、仕事を探さない智久とはすれ違う。 第二章 せかいのはじまり 智晴保育園入園。由紀子は駅の売店デパート、智久はタクシー運転手。智晴が体調を崩し、仕事を休まない由紀子に智久は苛立つが給料は少ない。 第三章 ちはる、あにになる 双子が生まれる。智晴と一緒に保育園。由紀子は売店の仕事再開。智久の両親の工場は閉まる。 第四章 かわっていくかぞく 智久の母邦子の死。智久、タイ人と浮気。由紀子正社員に、離婚 第二部 第一章 ちはる、ははになる 十五歳の智晴。父はタイ人と再婚、同級生に父の娘シリラット。弟の面倒を智晴が見る。結人は父と暮らしたがるが、父の家に行って諦める。 第二章 ちはる、こいをしる 彩菜に告白され付き合う。彩菜を好きな大地に殴られ、父の家に一晩泊まり父の家族を知る。智晴の恋と、母の新しい恋と父の新しい家族の恋が重ねられている。 第三章 あたらしいかぞくのかたち 茂雄が火事を起こし、施設に入る。由紀子が恋人を智晴に会わせる。彩菜と花火大会。父が再婚し東京へ行く大地と仲直りし2人で蓮の花が咲くのを見る。 ははのけっこん 母が再婚。智晴は医者、寛人は教師、結人は海外放浪。彩菜と復縁。
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最近立て続けに人間の見たくないものや恥ずかしい部分などの隠しておきたいでもそれが本性みたいなものがたくさん描写されるような書籍を読んできたのでなんだかとっても心が温まる作品でした。本作はざっくり分けると2部構成の第1部はある女性が結婚して妻として、母としてのお話が描かれ、第2部で...
最近立て続けに人間の見たくないものや恥ずかしい部分などの隠しておきたいでもそれが本性みたいなものがたくさん描写されるような書籍を読んできたのでなんだかとっても心が温まる作品でした。本作はざっくり分けると2部構成の第1部はある女性が結婚して妻として、母としてのお話が描かれ、第2部ではその子供(長男)の視線で描かれていく。その二人だけではなく、家族一人一人が成長する過程ももちろんであるが、『家族』がどう変化し、成長していくかについて描かれていく。中には悲しい出来事もあるけれど、登場人物一人一人がとっても優しくて温かい。こんなに柔らかくて温かい話を読んだのは久しぶりで、子供達だけじゃなく、周りの大人たちの成長を追っていくのがとても楽しい作品だった。 また白石一文さんのあとがきも良い。 私たちの人生というのは簡単に言えば、人間関係の数珠つなぎである。 自分は他人とかかわることによって初めて「自分」となる。だとすると、私たちの人生を善きものにするも苦難の塊にするも、結局はいかに人間関係をうまく取り結んでいくかにかかっている。そして、この人間関係を豊かで学び多きものにするというのが、実は、とてつもなくむずかしいのである。 小説というのは人間の複雑さを私たちに教え、自分なりの人間観、人生観を練り上げていくうえで欠かせない貴重な〝ものの見方〟を伝授してくれるツールなのだ。
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