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流浪地球 角川文庫
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流浪地球 角川文庫

劉慈欣(著者), 大森望(訳者), 古市雅子(訳者)

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流浪地球 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/01/23
JAN 9784041145579

流浪地球

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商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2024/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・感想 読み終わるのに時間がかかってしまって既に若干内容を忘れてしまっているものもあるけど、特に面白かったのはミクロ起源、呑食者、呪い5.0、中国太陽。 山が設定の羅列みたいな感じでイマイチノリきれず読み終わるのに時間かかってしまった…。 どの作品もやっぱり作者らしい寂寞の感?というか失いつつ諦めつつ無くしつつも続いていく、そして終わって、また始まっていく…という作風。 特にラストでいうと呑食者と中国太陽が最高だった。こういうの好き。

Posted by ブクログ

2024/07/28

「三体」のような奇想天外なハードSFの様相を見せながら(飛躍しすぎて、文章を頭の中で映像化できなかった泣)も、筒井康隆を思い出させるような、ばかばかしさとユーモアがあった。 硬軟どちらもいけるのが劉慈欣なんですね。 「中国太陽」のアメリカンドリームなストーリーが一番良かった(中国...

「三体」のような奇想天外なハードSFの様相を見せながら(飛躍しすぎて、文章を頭の中で映像化できなかった泣)も、筒井康隆を思い出させるような、ばかばかしさとユーモアがあった。 硬軟どちらもいけるのが劉慈欣なんですね。 「中国太陽」のアメリカンドリームなストーリーが一番良かった(中国製アメリカンドリーム)

Posted by ブクログ

2024/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・流浪地球 ・ミクロ紀元 ・呑食者 ・呪い5・0 ・中国太陽 ・山 『三体』シリーズで壮大な世界を見せてくれた劉慈欣の短編集。 『三体』のなかでも、歴史小説風、ゲームの世界風、恋愛小説風等、様々なテイストがありましたが、短篇集はそれをもっと純度を高くしたような感じでした。 『流浪地球』は、ぜひ萩尾望都のマンガでも読みたい。繊細な心理描写と、茫漠たる世界。 断片的だけど萩尾望都の絵が脳内に浮かんでくるの。 『ミクロ紀元』は、フレドリック・ブラウンをマンガ化した波津彰子かなあ、坂田靖子かなあ。 現実を淡々と受け入れるか、飄々と受け入れるかで、読者の受け取り方も変わってきそう。 『呑食者』の、こういう展開は初めて読んだような気がする。 そうか、こう来るのか。 『ミクロ紀元』といい、これからの世界は、小さいことはいいことだ(省エネだ)になりそうだ。 もしかするとユーモアSFなのかもしれないけれど、一番怖かったのは『呪い5.0』。 世界中がインターネットで繋がれ、データがクラウド上に置かれ、AIがプログラムを自動生成できる時代…って今じゃん! 悪意を持った誰かが巧妙にその悪意をプログラミングすれば、あとは自動的に悪夢が増殖していく。 怖すぎる。 ”いまの車はすべて自動運転で、インターネットが運転手だ。乗客はタクシーに乗るときにクレジットカードを読み取らせる。このとき、「呪い」2.0の新機能は、クレジットカードから乗客の名前を読み取る。(中略)殺す方法は枚挙にいとまがない。もっとも簡単なのは、タクシーを建物に衝突させたり、橋から転落させたりすることだ。” これで2.0。 4.0になると、医療データを改ざんして、違う薬を(何なら毒を)処方する。 または治療しない。 メンタルを刺激して、自ら命を絶つ後押しをする。 そして5.0は…怖い! 逃げ場なしです。 『中国太陽』は、『三体』のエピソードに組み込まれてもおかしくないね。 中国の片田舎で、ろくに学校にも行けなかった青年が、徐々に活躍する場を広げていく話。 人生の目標その1――まずくない水を飲み、金を稼ぐ 人生の目標その2――もっと明るく、もっと水がうまい街に行って、もっと金を稼ぐ 人生の目標その3――もっと大きな街に行き、もっと大きな世界を見て、もっと金を稼ぐ 人生の目標その4――北京人になる 人生の目標その5――宇宙に飛んで太陽を拭く 人生の目標その6――星海を航行し、人類の目を再び深宇宙に向けさせる 主人公の水蛙(シュイワー)と一緒に、わくわくしながら世界の広がりを楽しんだ。 この話、好きだなあ。 『山』は、一番SFの魂を持った作品と思いました。 高みを目指すことなく、発展はない、と言われると、高所恐怖症の私としては人類の皆さんに「ごめんなさい」というしかないけど。 でも、「知りたい」「見てみたい」という欲が、科学や技術や文明を進歩させてきたということには同感です。 だからといって、山には登りません。

Posted by ブクログ

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