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2020年代のまちづくり 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ
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2020年代のまちづくり 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ

宇野常寛(編者)

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2020年代のまちづくり 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PLANETS/トランスビュー
発売年月日 2023/12/01
JAN 9784911149003

2020年代のまちづくり

¥990

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2024/02/17

ハッと気づかされる部分がたくさんありました。 そしてまた、普段から感じていたことが言葉にされていて、そうなんだよな、という感じを強くもちました。 ・環状ではなくセル(細胞)型をまちの単位として構想する。そのときセルの中心となるのは……駅? いや小学校? ・市町村単位の限界。地方...

ハッと気づかされる部分がたくさんありました。 そしてまた、普段から感じていたことが言葉にされていて、そうなんだよな、という感じを強くもちました。 ・環状ではなくセル(細胞)型をまちの単位として構想する。そのときセルの中心となるのは……駅? いや小学校? ・市町村単位の限界。地方創生の幻想。交通や鉄道会社間競争によるまちの分断。 ・東京とそれ以外との分断が進行しているのではないか。 といった問題が提起され、一定の解決策も示されています。 では、ここで述べられていることをどのように現実のものにしていけばいいのか。本の中だけでとどめずに、まちづくりにどう展開していくべきかのか。 そこには、どうしても根本的な問題があるような気がしています。 ハード先行で建築が行われ、テナントはあとから募集するというスタイル。まちにとってコンテンツが重要だとしたら、なぜハコが先に建築できてしまうのか? 高容積率が収益を生み出すという構造。床が多ければそれだけ分譲あるいは賃貸による利益を創出するのは当然ですが、それによる周辺環境への悪影響は明らかなはずです。 このような根本的な問題を破壊しなければ、次の10年も同じ間違いを続けることになるような気がしています。 しかしさらに絶望的なのは、こういう問題に対するカウンターは、絶対にその業界からは生まれてこないということです。なぜなら、彼らの利益の源泉そのものを棄損することになってしまうから。本書に協力している不動産デベロッパーが、このことをどう考えているのかも、聞きたいような気がしました。

Posted by ブクログ

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