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五代十国 乱世のむこうの「治」 アジア遊学
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五代十国 乱世のむこうの「治」 アジア遊学

山根直生(編者)

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五代十国 乱世のむこうの「治」 アジア遊学

定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠社
発売年月日 2023/12/28
JAN 9784585325376

五代十国

¥2,475

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2024/02/07
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五代十国時代は唐宋変革の移行期のような後の時代の準備期間ではなく、新たな治の試行錯誤が行われていた時代であった。 後梁建国者の朱全忠は臣下の人妻と通じ荒淫したと高清から非難されたが、女人を夫の付属物としてではなく一個の独立した臣下として朱全忠が個々に相対したことの一面的な評価の可能性を指摘する。 後周は都城の開封府を整備し新城外郭を建築する。また南唐を下すと大運河の水運を復活させ、南方物資は汴河を通じて続々と開封府に運び込まれた。 宋太祖趙匡胤の杯酒釈兵権や石刻遺訓といった逸話は、宋が文治主義の長期統一政権として成立した結果として、祖法として定められたと権威付けられるために後世に仮託され作られた。 五代武人は粗野で統治に向かないとイメージされるが、事績や評価を眺めると文人官僚と遜色ない統治成績を上げている。

Posted by ブクログ

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