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奇妙な絵
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奇妙な絵

ジェイソン・レクーラック(著者), 中谷友紀子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/11/21
JAN 9784152102799

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商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2024/03/31

タイトルから、中野京子さんみたいな内容かと思っていたら、しっかりミステリ小説。 おまけにホラー、サスペンス要素もたっぷりで、何よりページをめくると出てくる絵が怖い。先が気になって、一気読みだった。 小さな違和感を積み重ねていけば、真相にたどり着けたはず。気づけそうで気づかなかっ...

タイトルから、中野京子さんみたいな内容かと思っていたら、しっかりミステリ小説。 おまけにホラー、サスペンス要素もたっぷりで、何よりページをめくると出てくる絵が怖い。先が気になって、一気読みだった。 小さな違和感を積み重ねていけば、真相にたどり着けたはず。気づけそうで気づかなかった、くやしさのさじ加減がちょうどいい。 エンディングは、思わず涙が出そうになる展開。目を引く猟奇的なシーンだけではなく、しっかり主人公やテディの苦悩も描けている点が素晴らしい。

Posted by ブクログ

2024/02/11

超★5 五歳児テディが描く可愛らしい絵に不気味な女性が… 極上エンタメなホラーミステリ #奇妙な絵 ■あらすじ 薬物依存症の治療をうけ回復中の主人公マロリーは、裕福な家のベビーシッターとして雇われることに。その家に住む夫婦は意識が高く、テディは優しく無邪気で、お絵かきが大好きな...

超★5 五歳児テディが描く可愛らしい絵に不気味な女性が… 極上エンタメなホラーミステリ #奇妙な絵 ■あらすじ 薬物依存症の治療をうけ回復中の主人公マロリーは、裕福な家のベビーシッターとして雇われることに。その家に住む夫婦は意識が高く、テディは優しく無邪気で、お絵かきが大好きな子どもであった。ある日マロリーは、テディがスケッチブックに奇妙な絵を描いていることに気づく。そこには不気味な女性が描かれており… ■きっと読みたくなるレビュー 面白い!★5 本作は物語が進むにしたがって、五歳児テディがスケッチブックにしたためる絵が挟まれる。昨今は本に興味を持ってもらえないご時世のためか、こういった変わった仕掛けがよく見られる気がしますね。個人的にですが、こういった作品はどうも面白味を誤魔化される気がして、小説として邪道っぽく感じちゃうこともあるんです。 でも本作は違いました。単に世界観を作り上げるだけの効果ではなくて、しっかりと物語に組み込まれて意味を成し、小説としてのエンタメ要素を倍増させてくれているんです。いやー上手でした。 表紙とあらすじから、ホラーっぽいお話ですよね~と思って読み始めます。幽霊ものかしら?とあたりはつけるのですが、なかなかどうして一筋縄ではいきません。想像した以上にいろんな要素が仕込まれていて、しかもプロットが抜群にうまいホラーミステリーに仕上がってます。 薬物依存症から復帰したマロリーをはじめ、両親や子供、その他様々な登場人物がでてきますが、まぁ魅力たっぷりに描かれてます。夫婦は鼻につくけどテディは可愛いし、隣人は怪しすぎるし、そしてなんといっても絵に描かれている人物ですよ。こえーよ、マジ怖い。 ぷるぷる震えながら物語を読み進めると、単なるホラーでないことがわかってきます。描かれる絵の内容、それぞれの背景や過去が見え始めると…もうミステリーファンとしてはたまらない展開に! 中盤からは一気読みだし、終盤なんてマジかよオイって感じで最高。読み終わった後も納得感もあり心地イイ。詳しくは言えないのでぜひ読んで楽しんでください。 ちなみに私がお気に入りの絵は、エイドリアンが芝刈り機を運転している一枚(69ページ)です。可愛すぎだろうと… 最後に、読む前にパラパラと本をめくらないようにご注意を。 ■ぜっさん推しポイント 私は大学を途中退学しています。当時アルバイトに精をだし、中途半端に手に入れたお小遣いで夜な夜な友人たちと遊んでばかりいたためです。その後、後悔とともに社会復帰のため苦労を重ねるのですが、今になって思えばよい経験でしたね。子供たちが社会に出て手を離れたら、もう一度大学に入って、世界中の文学を学んでみたいなーと夢みたいなことを思ってたりしてます。 そんな未来の可能性を感じたり、やり直す勇気をもらえるような素敵な物語でした。

Posted by ブクログ

2024/01/10

2024年初の1冊。 ジャケ買いに近い感じで購入。 薬物中毒を克服中の主人公が とある家庭のベビーシッターとして雇われる。 5歳になるテディとはとても親しくなれて 社会復帰への第1歩を踏み出す主人公だが テディが描く絵に違和感を覚える。 作中に沢山の絵が出てくるのだが ドキッ...

2024年初の1冊。 ジャケ買いに近い感じで購入。 薬物中毒を克服中の主人公が とある家庭のベビーシッターとして雇われる。 5歳になるテディとはとても親しくなれて 社会復帰への第1歩を踏み出す主人公だが テディが描く絵に違和感を覚える。 作中に沢山の絵が出てくるのだが ドキッとするような絵が多く、 不意をつかれて心臓バクバクになる。 ホラーとして読み進めていくが ミステリとホラーが融合されたような、そんな感じ。 ラストは賛否両論ありそうだが 私は最後まで楽しんで読むことが出来た。 年明けから気が沈むような事が沢山あり とにかく思いっ切り本の世界へと入り込みたいと思って手に取ったのだが 先が気になり一気に読めて、とても満足。

Posted by ブクログ

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