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私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー 創元文芸文庫
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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/11/20
JAN 9784488803100

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商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2024/11/06
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嶋津輝「漂泊の道」 葬式の時にしか会わない遠い親戚との話。自分の母親の兄の奥さんの妹の娘、遠すぎてものすごく考えた…その親戚、カナさんと4回顔を合わせ、その後、父親の後妻になっていた、そんな複雑でもあり得そうな話。何度登場してもカナさんはステキで、自分に対してもハッキリ物申す人で憧れていたのに、いつか違う感情を抱くようになっていた。薄く長いスパンの付き合いの親戚ならではの動きのあるストーリーだと思った。 町田そのこ「六年目の弔い」 哀しみを共有してくれる人がいて必要と思えば手を差し出し触れ合える、それがありがたかった というところ、が身にしみる。 亡くなった人は、思い出の中でしか生きられない、ひとりだと自分一人の胸に収めないといけない、そして万一自分が思い出せなくなったら、と辛いから。夫は家に住み始めた直後にカタクリを植えていた。開花まで8年ほどかかる、そして志乃の誕生花。ここでラストがよかったな。 アンソロジーは初読みの作家さんに出会えるチャンス!

Posted by ブクログ

2024/10/19

20241019 寺地さんと町田さんのが面白かった! 周囲にいる人に支えながら生きていることを自覚できると幸せ増えるだろうな。

Posted by ブクログ

2024/10/16

冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー 6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には 寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。 以下、収録作品と簡単なレビュー  飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」 成年年齢が引き下げられた。 でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。 寺地はる...

冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー 6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には 寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。 以下、収録作品と簡単なレビュー  飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」 成年年齢が引き下げられた。 でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。 寺地はるな「ありふれた特別」 読者の予想をいい意味で裏切ってくれた。 ずっと何やら面白くてじんわりと温かかった。 雪舟えま「二人という旅」 家読みのシガとクローンのナガノ。 まさかのSFでぶっ飛んでいた笑 嶋津輝「漂泊の道」 葬儀で出会ったうつくしいひと・・・ 感じ方や物の見方が年々研ぎ澄まされ無駄を排除していく様子が人生と重なって趣深い。 高山羽根子「祀(まつ)りの生きもの」 神社のおまつりで手に入れた生きもの 正体が曖昧すぎて最後まで消化出来ず・・・ 町田そのこ「六年目の弔い」 交通事故死した夫の祥月命日を、夫の娘と過ごす 唯一涙腺が刺激された作品だがラストに思わぬ仕掛けが!ただ気付くの遅過ぎやせんか?

Posted by ブクログ

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