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現代短歌パスポート(2) 恐竜の不在号
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
| 発売年月日 | 2023/11/03 |
| JAN | 9784863855991 |
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現代短歌パスポート(2)
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現代短歌パスポート(2)
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
現代歌人の短歌集第三。 やっぱり川野芽生好き。岡野大嗣も。谷川由里子も。 線香の煙で痛くなった目にほどなく感情が押し寄せる 花火の音ずんとひびきぬ湖岸へとあつまったおびたたしい骨盤を 箸袋の中の爪楊枝が指に刺さったので百年眠ります 蹴飛ばされ今朝もやっぱり蹴飛ばされそれでも毛布は...
現代歌人の短歌集第三。 やっぱり川野芽生好き。岡野大嗣も。谷川由里子も。 線香の煙で痛くなった目にほどなく感情が押し寄せる 花火の音ずんとひびきぬ湖岸へとあつまったおびたたしい骨盤を 箸袋の中の爪楊枝が指に刺さったので百年眠ります 蹴飛ばされ今朝もやっぱり蹴飛ばされそれでも毛布は愛でできてる いつも開いていない扉が開いている さやかな星をひたすら臨む くちなしの花を覚えたこの夏まで生きたら、生きられたなら 灰色の猫になるまでお布団を大きくなでる 生き返るまで 夏が夏を篤く病みゆくこの夏をわれらの影はゆく早足に 設計図失われたる城のごと並べ替えられ続くる骨よ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
装丁が可愛い!手に取りやすい可愛いデザイン、持ちやすいサイズで現代短歌に気軽に触れることができるような工夫がされている。すごく可愛いから他の号も集めたくなる。 好きな短歌を一つ挙げるなら以下 『蛇に肋ぎつしりとあるうれしさの、たとへば人を持たぬ星系』
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面白い。著者ごとの作品数がちょうどいいのか一気に読める。 恐竜の不在号という言葉の面白さ。 短歌の恐竜号だったら多分興味が沸かなかった。 ゴシック体じゃなくて明朝体の方が内容と合いそうだなと思う作者が前号もだけど今号も何人かいる。 個人的には我妻俊樹さんと伊舎堂仁さんの新作が...
面白い。著者ごとの作品数がちょうどいいのか一気に読める。 恐竜の不在号という言葉の面白さ。 短歌の恐竜号だったら多分興味が沸かなかった。 ゴシック体じゃなくて明朝体の方が内容と合いそうだなと思う作者が前号もだけど今号も何人かいる。 個人的には我妻俊樹さんと伊舎堂仁さんの新作が読めたのが嬉しかった。以下感想。 ●宇宙には行けないことがすべてです 出口と書いた銀の看板(我妻俊樹) 我妻さんの短歌の中で【不可能】について語られるとき、なんだか妙にロマンチックで納得してしまう。(夏の井戸から始まる短歌とか。)入口じゃなくて出口っていうのがワクワクする。行けないって言われてるのに、そこから物語が始まりそうな感じがいいのかな。 ●電話したら川にいて、やっぱ好きだってなって 喋って 切って、終わった(伊舎堂仁) 恋がゆっくり冷めていく時の相手が遠くにいる感じ。それが電話とか川と言ったモチーフで強調されているような。もうあんまり好きじゃない相手なのに不意に声が聞きたくなって、電話かけたら出てくれて、その音声の中で水音がしたら私も(好きだなー)と思うだろうけど、すぐに切るだろう。そして切った後にいい恋だったなと満足してしまいそう。
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