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嫉妬と階級の『源氏物語』 新潮選書
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嫉妬と階級の『源氏物語』 新潮選書

大塚ひかり(著者)

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嫉妬と階級の『源氏物語』 新潮選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/10/25
JAN 9784106039034

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嫉妬と階級の『源氏物語』

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 嫉妬
  • 階級社会
  • 紫式部の視点
  • 源氏物語の深層
  • 貴族の落ちぶれ感
  • 文化的リベンジ劇
  • 古典文学の再解釈
  • 藤原道長と紫式部
  • 上流貴族の嫉妬構図
  • 宇治十帖の残酷さ

嫉妬と階級というテーマを通じて、源氏物語の深層に迫る本書は、紫式部の複雑な背景を理解する手助けをします。紫式部自身が中流貴族であり、彼女の落ちぶれ感が物語に色濃く反映されていることが印象的です。主人公光源氏の境遇には、彼女の願望や劣等感が投影されており、没落者の成り上がりという壮大なリベンジ劇が展開されます。

また、紫の上の特異な立場や、周囲の嫉妬の構図が明らかにされることで、貴族社会の厳しい階級意識が浮き彫りになります。第四部からの宇治十帖では、高貴な人物たちの残酷さが描かれ、源氏物語の新たな側面に気づかされることでしょう。これまでの解釈とは異なる視点から、源氏物語の実態や背景を深く味わうことができる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/01/03

大河ドラマを機に手にした書籍。漫画あさきゆめみしでの柔らかい?描き方とはまるで異なる、生々しい源氏物語の実態・背景をしっかり味わうことができた。

Posted by ブクログ

2024/09/04

内容自体はおもしろいんだけど、筆者が今まで書いてきた本のタイトルを見て正直ゲンナリした、、、 話があっちこっちしてよくわからん…

Posted by ブクログ

2024/07/14

文字通り、「嫉妬」と「階級」を切り口に、源氏物語を読み解く本。 大塚さんの本は、これまでだと『女系図でみる驚きの日本史』が面白かった。 紫式部は自身は中流貴族、受領階級。 それが娘の代では天皇の乳母として「三位」まで大出世を遂げたということが印象的だった。 さて、本書は「嫉妬...

文字通り、「嫉妬」と「階級」を切り口に、源氏物語を読み解く本。 大塚さんの本は、これまでだと『女系図でみる驚きの日本史』が面白かった。 紫式部は自身は中流貴族、受領階級。 それが娘の代では天皇の乳母として「三位」まで大出世を遂げたということが印象的だった。 さて、本書は「嫉妬」を取り上げるのだが、その背景に貴族社会の階級意識を見ている。 まず紫式部自身も、階級意識、「落ちぶれ感」に苦しむ人だったと規定する。 曾祖父の代までは上流だった彼女にとっては、宮仕えに出た自分の境遇は零落と意識される。 紫式部日記に繰り返し書かれる憂鬱も、原因はそれだと推測されている。 次いで、こうした階級的劣等感を持つ式部の願望が、源氏物語に反映していることを説いていく。 正編は没落者が四代かけて成り上がる構想なのだとか。 主人公光源氏が、すでにそういう落ちぶれ要素を持った主人公。 誰よりも優れた資質を持ちながら、更衣腹であるため帝になることもできない。 その彼が、母親のいとこであり、自らドロップアウトした明石入道の娘との間にできた娘により生まれた皇子によって、皇統に血筋を残すことになる。 そして、高貴な血筋の葵の上が生んだ夕霧の子が、明石の君の生んだ孫に仕えるという状況が生まれる。 これは、落ちぶれ者の、壮大なリベンジ劇だと。 嫉妬と階級から見たときにも、紫の上の特異なポジションが際立つ。 六条御息所や弘徽殿太后のように、身分の低い相手を嫉妬し迫害することもできない。 もちろん、女三宮のように、高貴な相手にも嫉妬するのはあり得ない。 出家して離脱することも許してもらえない。 なるほどこれでは早死にするなあ、としみじみわかる。 一方、第四部から宇治十帖の解説では、高貴な薫や匂宮のゲスぶりが、これでもかと抉り出される。 美貌には恵まれているが、身分も教養もない浮舟が、かくも見下げられ、残酷に扱われるかと、読んでいて少しいやな気持になってしまった。 また、浮舟の母中将の君と、宇治の八の宮の娘たちの乳母、弁の尼との間で交わされる会話に含まれる悪意も。 面白いと言えば面白いのだが、あれ?源氏物語ってこんな話だっけ、という気にもなってくる。 同じ著者の『源氏の男はみんなサイテー』、読んだことはないが、きっとこんな話なのだろうなあ。

Posted by ブクログ

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