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地銀改革史 回転ドアで見た金融自由化、金融庁、そして将来
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
発売年月日 | 2023/09/26 |
JAN | 9784296114795 |
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地銀改革史
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
政治家、官僚(一部の学者)は無謬性の呪縛に取り憑かれている。彼らは誤りを認めることができないので、間違った政策であっても延々と継続されてしまう。 バブル崩壊後の日本の凋落ぶりから、私は上記のような思いを持っている。そこで本書である。 元金融庁長官の遠藤氏が「在任時の苦悩を実に率直...
政治家、官僚(一部の学者)は無謬性の呪縛に取り憑かれている。彼らは誤りを認めることができないので、間違った政策であっても延々と継続されてしまう。 バブル崩壊後の日本の凋落ぶりから、私は上記のような思いを持っている。そこで本書である。 元金融庁長官の遠藤氏が「在任時の苦悩を実に率直に述べておられる」ので驚いた。退官後ではあるが、所属官庁の政策について批判的に語る姿勢は尊敬に値する。 大手地銀の広島銀行から金融庁に転じた日下氏の双方向の視点も参考になるし、金融エディター玉木氏の見解も妙な偏りがなく公正なものだと感じた。 読者を選ぶ書籍だが、金融業界、特に地域金融機関に勤務しているなら読む価値はあると思う。
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金融検査マニュアルの弊害と地方活性化に関する事例が学べる。 地銀の歴史、行動意識、文化についても分かりやすい文章で書かれている。 保証会社に勤めている人は読んだほうが良い。
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検査マニュアルの最大の問題は、「短コロ」ができなくなったことだというのが、本書を執筆した金融庁関係者の認識らしい。 これには驚いた。 手形貸付を減らして当座貸越を増やせば条件変更で不良債権扱いの疑義は生じないはずだが、現実には手形貸付は減り、証書貸付が増えた。それがなぜだか著者に...
検査マニュアルの最大の問題は、「短コロ」ができなくなったことだというのが、本書を執筆した金融庁関係者の認識らしい。 これには驚いた。 手形貸付を減らして当座貸越を増やせば条件変更で不良債権扱いの疑義は生じないはずだが、現実には手形貸付は減り、証書貸付が増えた。それがなぜだか著者には見当がつかないだろう。 ちなみに、検査マニュアルの廃止は国際的な償却引当ルールの厳格化に平仄をあわせることが目的であって、国内金融の円滑化は建前の目的にすぎない。
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