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アミナ エクス・リブリス
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アミナ エクス・リブリス

賀淑芳(著者), 及川茜(訳者)

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アミナ エクス・リブリス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2023/09/27
JAN 9784560090886

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2024/10/19

マレー人と華人がいる、という薄い知識しかなかったマレーシア社会。本書は華人系のマレーシア人の著者によるものだが、読んでいると華人社会とマレー人社会(そしてインド系も)の共存と微妙な緊張感、偏見などの空気感を感じることができる。そしてムスリムの子供は自動的にムスリムとして登録され、...

マレー人と華人がいる、という薄い知識しかなかったマレーシア社会。本書は華人系のマレーシア人の著者によるものだが、読んでいると華人社会とマレー人社会(そしてインド系も)の共存と微妙な緊張感、偏見などの空気感を感じることができる。そしてムスリムの子供は自動的にムスリムとして登録され、本人が望んだとしても棄教することはできない、というのはなかなか衝撃だった!宗教の"リハビリ施設"に生理的拒否感を感じてしまう一方、多民族・多宗教社会で異なる社会制度を同時に運用・維持し、それぞれが対象とする国民を定めることの難しさについても考えさせられる。 収められている短編はいずれも疎外され、孤独や居場所のなさを抱える女性たちが主役である。時に夢や幻想と混ざり合いつつ、柔らかな筆致から、それぞれの人生が自ずと香ってくるような作品だった。

Posted by ブクログ