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不機嫌な英語たち
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2023/09/26 |
JAN | 9784794973818 |
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
英語を巧みに操れると、それだけで強者になれたような気になるのかもしれない。 私は、もしかしたらそれを望んで最近英語を勉強しているのかもしれないと気付いた。 吉原真里さんは、この本で、自身の嫌な部分も正直に表現していると思った。 実際、人間は自分をよく見せようとするけど、「こんな...
英語を巧みに操れると、それだけで強者になれたような気になるのかもしれない。 私は、もしかしたらそれを望んで最近英語を勉強しているのかもしれないと気付いた。 吉原真里さんは、この本で、自身の嫌な部分も正直に表現していると思った。 実際、人間は自分をよく見せようとするけど、「こんなこと思ってる人と付き合いたくないわ〜」と思うような書き方してあって、でも、人間てわがままで自分勝手なんだろうな。 正直に表すということはそれだけ誠実だということの証でもあると感じた。
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2024.6.12市立図書館 『親愛なるレニー』がおもしろかったので、同じ著者の作品でタイトルにひかれたものを予約して順番を待っていた。 水村美苗『私小説 from left to right』に触発されて構想された作品で、図書館のラベルでは小説という分類になっているが、子ども時...
2024.6.12市立図書館 『親愛なるレニー』がおもしろかったので、同じ著者の作品でタイトルにひかれたものを予約して順番を待っていた。 水村美苗『私小説 from left to right』に触発されて構想された作品で、図書館のラベルでは小説という分類になっているが、子ども時代をふりかえったエッセイのような文章で始まり、ところどころに英語のまとまった文章の頁(小さいフォントでぎっしり詰まっているので読むべきかとばしていいのか迷いつつがんばって読む)を挟みながら進んでいく。自伝的エッセイかと思いきや「私小説」と銘打っており、フィクションもかなり含まれているらしいけれど、アメリカの小学校に突然放り込まれ、必至で英語を身につけた少女時代、帰国子女として過ごした高校時代、学位をとった留学時代などを通じ、英語の力がつくにつれて変わっていく風景や人間関係、言葉のせいであるいは長じて「英語に堪能なアジア人(女性)」であるゆえにときに傷つけたり傷つけられたりしながら生きていく気持ちが、なかなかこう正直には語れまいとおどろくほど、ストレートに語られていく。 「レベッカの肖像画」「ニューヨークのクリスマス」「The Chinese Boy」が印象に残った。 英語パートでは「On the Matter of Eggplant」「On Becoming a Woman of Color」 同じ経験も日本語で書くときと英語で書くときでは完全な対訳にはならず、言語によって感じ方や語り方が違ってくるのを並べてみせるというのが著者の当初の意図だったらしいが、最終的には日本語のパートを主に、ところどころに英語のパートも(読みたい人は読める程度の存在感で)はさむ体裁での出版となった経緯は最後の「What I Write About When I Write in English」に書かれていた。私自身、日本語で話してるときと英語で話してるときは性格が少し変わるので、言いたいことと意図はわかる気がする。私にとっての英語は人生のほんの一部でしかないが、著者のように英語で生きることを選べば、日本/日本語の自分と国外/英語の自分が同居している自分をまるごと理解してもらうことは実際むずかしいだろうし、年齢を重ねるにつれてそれがストレスにもなり得るだろうと思った。 水村美苗は「日本語が滅びるとき」は読んでいるが、『私小説 from left to right』は未読なので、そのうち読んでみたい。
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『親愛なるレニー』の著者であり翻訳者でもある、吉原真里さんによる自叙伝的私小説。そう!これはあくまでも“私小説”だから、主人公のMariが語ることがすべて実体験とは限らない‥のだけれど。いつ、どこに住んでいたかだとか、どんな属性の友達がいたかなど、ひとつひとつのエピソードにはリア...
『親愛なるレニー』の著者であり翻訳者でもある、吉原真里さんによる自叙伝的私小説。そう!これはあくまでも“私小説”だから、主人公のMariが語ることがすべて実体験とは限らない‥のだけれど。いつ、どこに住んでいたかだとか、どんな属性の友達がいたかなど、ひとつひとつのエピソードにはリアリティが有って、同情したり感心したり。でも‥なんというかMari、優秀なんだろうけれども時々上から目線になるのがヤな感じだったり脇が甘くて危なっかしいところもあり。長く英語圏に住む身内も英語を話す時にはMariっぽくなるのは生存戦略なのだろうか。御本人は大学教授だけあって、話も上手でチャーミング。ポリタスの和田静香さんとの本書がテーマの対談もおもしろかった。
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