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忌名の如き贄るもの 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/09/15 |
JAN | 9784065331101 |
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忌名の如き贄るもの
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忌名の如き贄るもの
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
今回は未解明な部分も多く残る結末。それでも許されるのがこのシリーズの特徴である。 八百屋のお七的なサイコパス動機は衝撃的だったが、村人への聴取から尼耳家が村八分であることがバレる恐れはなかったのか。また、遠隔操作殺人というのが現実的じゃなくていまいちしっくりこなかった。約束どおり市糸郎が滝の側で望遠鏡を使う可能性、その望遠鏡が滝壺に落ちる可能性はいかほどか。仕掛けが別の場所で作動したら…望遠鏡が滝壺に落ちず現場に残ってしまったら…李千子も充分容疑者になり得ただろう。 また、李千子の怪異体験は結局何だったのか。なぜ怪異は「生名子」と忌名のほうを呼ぶのか。忌名の儀式にも謎は残る。 謎が残ることに不満があるわけではない(冒頭で触れたようにそれこそがこのシリーズの特徴だからだ)が、今回は言耶の推理が最後まで想像の範疇を出ず、何ら根拠がないものだったため、どこにも足をつけられないまま物語が終わってしまって消化不良だった。
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こんな言い方は良くないけれど、冗長な説明箇所が多くて、いい加減に少しうんざりしてきます。 三津田さんのホラーともミステリーとも偏らない作風は好きで、これまでの書籍は欠かさずに買ってきているのですが……なんというかこう、民俗学的なテーマが入る話になると、それの説明やうんちくに裂く...
こんな言い方は良くないけれど、冗長な説明箇所が多くて、いい加減に少しうんざりしてきます。 三津田さんのホラーともミステリーとも偏らない作風は好きで、これまでの書籍は欠かさずに買ってきているのですが……なんというかこう、民俗学的なテーマが入る話になると、それの説明やうんちくに裂くページが多すぎて辟易する機会が多くなってきました。 地の文でも言耶さんがうんちくを語りつづけているような感覚です。 物語の合間に必要モチーフとして出てくる範囲を超えていて、 むしろこのテーマについて調べたことを記載したいことが主になって、そこに物語が合間にくっついてくるように感じてしまいます。 読者としては、随所に民俗学的ワードの説明が入りつづけるので、物語に集中できない。 少なくとも、私は民俗学の本は好きな筈なのに、それを求めて三津田さんの本を読んでいるわけではないので、どうしてもイライラしてきてしまいます。 専門的な知識が知りたかったら、そういった専門書を読めばいいのだし。 家シリーズくらいの物語と知識のバランスが私にはちょうどいいようです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
刀城言耶シリーズ第11弾。? 忌名の儀礼で殺人事件。 その犯人探しが目的の推理小説であるが、このシリーズの特長であるホラーとの融合で、魔物の仕業であるかのような雰囲気があり 人間の仕業か魔物の仕業化という楽しさがあるが、最後は人間の仕業である処に落ち着くが、今回は最後にホラー感を残して終わる場面が良かった。 犯人探しも、皆の前で犯人当てをやり確定したのだが、後日 大どんでん返しがあり、凄い結末へ。 面白かったのだが、最後のどんでん返し犯人以外は状況あ分かりにくく、この評価になった。
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