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雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々
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雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々

稲垣栄洋(著者)

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雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/09/14
JAN 9784093891332

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商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2024/09/09

自然科学分野で、誰でも気軽に興味深く読める本です。大学の雑草学研究室での学生とのやり取りが短いエッセイ風に書かれています。おもしろいので、どんどん先を読み進めたくなります。

Posted by ブクログ

2024/04/28

何よりもまず読み物として楽しいし、雑草・雑草学についても知ることが出来るのだが、それ以上に「教育論」になっているのに驚いた。世の先生たちにぜひ読んで欲しい。

Posted by ブクログ

2024/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あなたはまだ雑草を知らない。 雑草をテーマとする研究室の教授が、学生たちの研究を小説形式で紹介。ちいかわ、ジブリ、ワッフルさん、Z世代と縦横無尽な「雑草」研究の世界へようこそ! タイトルに惹かれて手に取った。冒頭のとっつきやすい小説のような会話文で一気に引き込まれて読み切った。そのタイトルに関連する7章の鳥海さんの気付きは印象的である。「置かれた場所で芽を出さない」ことも大事。雑草は踏まれても立ち上がらない。雑草魂は、踏まれても立ち上がらずにタネを残す方向にエネルギーを使う強かさなのである。 他にもナウシカの農業について語られる章では、雑草にとっての1000年が「少し先」であること、それを「平家のかくれ里」の言い伝えに関する研究と繋げていくところに壮大な物語を感じた。理屈がわからずとも伝わってきた知恵と、1000年変わらずにある植物のロマンは大変興味深い。 雑草で探究的な授業を考える学生との、校庭の雑草の研究の様子を語る章は、わくわくする授業のアイデアが次々と湧いてくる先生たちの姿に微笑ましいものを感じつつ、今はなかなか見られない雑草が校庭に残ることを面白いと思った。自分もすぐ何か面白いことを授業に結びつけようとするから多分これは教師の職業病である。しかし学会発表で出てきた意見で、著者と同じようにハッとする。お勉強にせず、ただワクワクするだけでいいのだ。 雑草のように様々な個性を持ち、それぞれの強みでそれぞれのペースで研究を進める学生たちのエピソードをまた読みたい。そして明日は道端の雑草に注目してみよう。何か面白いことが見つかりそうだ。

Posted by ブクログ

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