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作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2023/09/09 |
JAN | 9784761528676 |
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作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり
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3.5
2件のお客様レビュー
日常生活で最も怪我が発生する場所は、家の中だ。 自分でも記憶があるのは、小学校前のこと。 当時マンション7階に住んでいて一人お留守番しているさなか、ベランダから外を見下ろしてみる気になり、ベランダの箱を重ねてよじ登っているところを、祖母に取り押さえられた記憶がある。 ...
日常生活で最も怪我が発生する場所は、家の中だ。 自分でも記憶があるのは、小学校前のこと。 当時マンション7階に住んでいて一人お留守番しているさなか、ベランダから外を見下ろしてみる気になり、ベランダの箱を重ねてよじ登っているところを、祖母に取り押さえられた記憶がある。 あと、開き戸の隙間に指を挟んだり(クッソ泣いた)。 そう考えると、家の中は危険ばかりだ。 さらには年を取れば、運動・認知能力が低下して危険度が増す。 家を建てるときに、そういったリスク減らすべき。 元作業療法士の作者が提唱する安全持続性脳を紹介する。
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・驚いたのは、住宅内事故での受傷です。例えば、階段から転落したり、窓を閉めようとして椅子に登ったら転落したり、玄関で転倒したなど。どこでどんなものでどのように怪我をしたのかを調べると、住宅内で発生しているケースが多かったです。 ・作業療法士は日常生活動作に関わるリハビリを専門...
・驚いたのは、住宅内事故での受傷です。例えば、階段から転落したり、窓を閉めようとして椅子に登ったら転落したり、玄関で転倒したなど。どこでどんなものでどのように怪我をしたのかを調べると、住宅内で発生しているケースが多かったです。 ・作業療法士は日常生活動作に関わるリハビリを専門にしています。体の基本的な構造だけでなく、心理面や家族構成、家屋状況などの背景を踏まえて、疾患の予防・予測を行い、患者さんがその人らしく生活できるためのリハビリを考えます。 ・作業療法士と理学療法士の違い。作業療法士は作業を目的に様々な手段を用いることが多いです。一方、理学療法士は基本動作(座る、立つ、歩くなど)の回復を目的に、運動や物理療法、電気療法などを治療に利用するリハビリの専門職です。これらのことから、動作の専門家とも言い換えることができます。 ・総合病院や大学病院などの急性期病院と呼ばれる病院では、入院14日を超えると診療報酬が下がってしまうため、長く入院することが困難です。 ・病院から家に帰るための条件。病院から在宅復帰の際に必要な要素は、以下の3つだと考えています。1. セルフケア、2. 家族の協力、3. 安全な住宅内環境。ただし、セルフケアの自立や家族の協力に関しては、疾患や体の状況、家族関係など私たちがコントロールできない部分です。そこで重要なのが住宅内環境です。家づくりの時点で将来を見据えた間取りにし、リフォームやリノベーションの際に提案することで将来のリスク回避につながるのです。 ・1歳は1万人あたりの救急搬送人数が232人で、高齢者よりも多い数字になっており、0歳から6歳で見ると原因別の1位は転倒・転落です。救急搬送された場合、1割以上が入院が必要な中等症や命に危険がある状態となっています。 ・各データからの推定値ですが、少なく見積もって全国では年間70万人から100万人が転倒・転落により救急搬送されており、東京消防庁の住宅内発生率を当てはめると、40万人から60万人が住宅内で転倒・転落して救急車で病院に運ばれていることになります。住宅内での発生場所で最も多いのは、転倒がリビング、転落が階段です。転倒に関しては、浴室やトイレ内でも発生していますが、家族とくつろぐために長く過ごす空間で多く発生しています。 ・靴の着脱のために座れる場所。一般的な上がり框の高さは200から300mmですが、200から300mmの高さを両足で立ち上がれない人の割合は、男女共に40代以降に増加します。これらのことから、上がり框をなくせない場合は、リスクを考慮して玄関部分に椅子を設置して靴の着脱を行うようにしてください。椅子の高さは一般的に販売されているものの中で40から45cmが推奨です。 ・階段には足元灯を設置してください。安全性を持続するためには、階段の推奨基準として最高基準資産の必須条件です。人感センサーや光センサーを推奨する理由は、スイッチによる人的操作が必要な場合、灯りが点灯するかどうかが不確定であり、転倒のリスクがあるためです。そこで、センサータイプにすることで、仕組み化します。 ・部屋に段差は作らない。住宅内での転倒・転落が発生する割合の1位が居間を含む居室であり、発生した場所の上位がリビングと寝室です。そのことから、リビングや寝室には不用意に段差を設けないことがベストです。 ・トイレ。引き戸と平行に設置すること。便器の向きも非常に重要です。なぜなら、便器の向きによって方向転換の角度が多くなるからです。 ・温度の目安。夏は室温が28°Cを超えると急激に熱中症のリスクが高まるとされています。また、冬場の室温が18°Cを下回ると高齢者の割合が増えるため、浴室内での熱中症リスクも上がります。
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