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ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪 角川新書
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ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪 角川新書

鵜塚健(著者), 後藤由耶(著者)

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ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪 角川新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/09/08
JAN 9784040824727

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商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2024/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の生活に不満がある人が、SNSなどの信憑性の低い情報を鵜呑みにして、勝手に憎悪を膨らませてヘイトクライムを起こす。実に恐ろしいことだと思いました。 もちろん、ヘイトクライムを起こしてしまう人物が一番悪いのですが、そうなってしまうのは社会構造の問題もあるのだろうと思いました。

Posted by ブクログ

2024/02/20

ヘイトクライムとは民族差別犯罪の事で、ヘイトスピーチなどがエスカレートしていくうちに引き起こされる。在日朝鮮人への差別がなくならないのはなぜなのか。ウトロ放火事件の犯人は在日朝鮮人に会ったこともなかった。ネットの情報を鵜呑みにして犯罪を起こした。集団化すると事の善悪が判断できなく...

ヘイトクライムとは民族差別犯罪の事で、ヘイトスピーチなどがエスカレートしていくうちに引き起こされる。在日朝鮮人への差別がなくならないのはなぜなのか。ウトロ放火事件の犯人は在日朝鮮人に会ったこともなかった。ネットの情報を鵜呑みにして犯罪を起こした。集団化すると事の善悪が判断できなくなってしまう典型。ヘイトを解消するには、正しい情報とコミュニケーションが大事。著書の二人は新聞記者で、差別事件をきちんと取り上げてこなかったメディアの責任に言及している。 どこの国でも差別問題はあるだろうが日本はその解消に向けてどんな努力をしてきたのか。ヘイトスピーチのデモを自分たちの地域に入れさせなかった多くの日本人の住民がいた、という事実に救われた。 無知は罪だなと感じた。

Posted by ブクログ

2023/12/26

極めて不快だった。もっと気分を害する人が出てきてもおかしくないと危惧した。 本を読むだけでそう感じるのだから、ヘイトクライムというのはやはり凶悪でしかない。 元々ヘイトクライムは、黒人差別撤廃を求めた公民権運動が発端で誕生した概念。著者曰く、一般的な定義としては「人種や宗教など...

極めて不快だった。もっと気分を害する人が出てきてもおかしくないと危惧した。 本を読むだけでそう感じるのだから、ヘイトクライムというのはやはり凶悪でしかない。 元々ヘイトクライムは、黒人差別撤廃を求めた公民権運動が発端で誕生した概念。著者曰く、一般的な定義としては「人種や宗教など特定の属性を持つ個人や集団への差別意識をもとに実行される物理的暴力・いやがらせ・脅迫」を指す。 「ヘイトクライム」と聞くと、自分の場合は海外で蔓延るアジアンヘイトを連想するが、本書は日本国内における在日コリアンへのヘイトクライムに焦点を絞っている。 「私たちの社会は100年の間、一体何を学んできたのだろうか」 読み終えた今、全ての元凶は「無知」なんだと実感している。 京都ウトロ地区やコリア国際学園で起こった放火事件。著者が放火犯に直接取材(!)したところ、ネット上の根拠不明な情報を基に犯行に及んだとのこと。在日コリアンに会ったこともないらしい。 北朝鮮によるミサイル報道があるたび誹謗中傷を仕掛ける人は皆、事実無根の情報(「学校はスパイ養成所」等)を盲信していた。子供たちの日常にまで乗り込んで主張を通したいのか?自分の子供がそんなショッキングな場に居合わせたらと、想像すらできなかったのか?申し訳なさと情けなさで頭が破裂しそうだった。 関東大震災のジェノサイドなんか「無知」の最たる例だ。震災前からくすぶっていた偏見と誤情報に惑わされ、地方出身者(純日本人だが訛りで「鮮人」と一方的に決めつけられた)や中国人まで犠牲になったという。日韓・日中関係が今なお不穏なのは日本政府が当時から非を認めてこなかったからでもあるようだ。 「日本社会は集団ととても相性が良く、個が弱いんです。集団になると同質でまとまり、異質なものを排除しようとする。100年前も今も変わっていませんよ」 「これは在日コリアンの問題ではなく、在日日本人の問題なんです」 だがしかし、本書に書いてあったほとんどが初めて聞くような話ばかりだった。不快になった一方で実態を知り、終始気持ちがざわついていた。あからさまな敵意を示す人間だけじゃない。自分も無知だったのである。 序盤には「憎悪のピラミッド」と言って、偏見による態度がエスカレートすると、ジェノサイドにまで発展することを表した図が掲載されている。最下層の「偏見による態度(冗談等)」を放置すると、徐々にその凶悪度が上がっていく危険性があるというのだ。 まさに帯に書いてあった「『普通の市民』が凶悪犯に変わる瞬間」をよく表しており、ご多分に漏れない自分もその言葉を強く噛み締めた。 本書の刊行時点(2023年8月)で日本にはヘイトクライムを定義・禁止する法律が存在せず、処罰も軽んじて見られている傾向がある。制定を待ちわびる間も過去の過ちを学んで検証し、更に在日コリアンの人々と出会っていくのが我々にできることだ。 無くしていけないかな、こういうこと。

Posted by ブクログ

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