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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/09/05 |
JAN | 9784087718409 |
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商品レビュー
3.4
20件のお客様レビュー
かつて、恋をして愛した想い人との手紙を読み返す回想のパートと現実パートを行き来しながら「愛」について考えていくストーリーだと感じた。結末・真実は読者に委ねられる印象。
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これは完全に『ノルウェイの森』のオマージュだなあ、と思った。登場人物も、どもりのある「先輩」は突撃隊だし、有能すぎる「向井」は永沢さんに当たるのかな、とか考えながら読むのも楽しかった。 著者の独特の世界観。『私の恋人』『ニムロッド』『旅のない』と読んできて驚いた。そこからいきな...
これは完全に『ノルウェイの森』のオマージュだなあ、と思った。登場人物も、どもりのある「先輩」は突撃隊だし、有能すぎる「向井」は永沢さんに当たるのかな、とか考えながら読むのも楽しかった。 著者の独特の世界観。『私の恋人』『ニムロッド』『旅のない』と読んできて驚いた。そこからいきなりの、村上春樹的な設定。果たして「血も涙もない的確な現代人」としての恋愛がどのように進んでいくのか、すごく興味深かった。 が、最後まで読んでみて、うーん、期待しすぎたかなあ、というのが正直な感想だった。「望未サイド」から明かされるトリックもいささか必然性に欠けるように思えて腑に落ちない。 詳しい説明がないのでわからないが(そこも村上春樹っぽい)、望未は何らかの障害を負っていて、久島に「もう自分には関わらないでほしい、自分から開放されてほしい、忘れてほしい」と伝える。で、そう言われた彼の方は、最愛の彼女にとってもキレイな言葉が並んだ手紙を書く。 が、果たしてこれは決して的確な現代人の結論なのか。そうではなく、悲しいけど障害者あるあるなのではないか。結局は自分の冷たい決断に(キレイな言葉で)巧妙な言い訳をつけているだけのように思えて、少し落胆した。 まあ、最初に期待した分だけ辛口な感想になってしまったけれど、恋愛小説としては十分に面白かった。最後まで一気に読んでしまいました。
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クライマックス!!! 前半は周縁的なエピソードが多くて冗長とも思える展開。読むのに時間がかかってしまった。必ずしもワクワクするような展開ではない脇役エピソードを一個一個拾い集めてじりじりと面白くなっていき、最後に全てが集約されている感じ。どんでんがえしという表現は陳腐だが、こんな...
クライマックス!!! 前半は周縁的なエピソードが多くて冗長とも思える展開。読むのに時間がかかってしまった。必ずしもワクワクするような展開ではない脇役エピソードを一個一個拾い集めてじりじりと面白くなっていき、最後に全てが集約されている感じ。どんでんがえしという表現は陳腐だが、こんなにも情趣に満ちたラストを迎えるとは思わなかった。最後の数十ページのために読んでよかったと思えた。
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