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LEADERSHIP リーダーシップ
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LEADERSHIP リーダーシップ

エディー・ジョーンズ(著者), 児島修(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋館出版社
発売年月日 2023/09/01
JAN 9784491053059

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2023/11/30

名将エディ・ジョーンズが、まだイングランドHCだった時に書いた リーダーシップについての本。 日本の読者の皆様へ の時にはワラビーズHCとしてこれからテストマッチ、ワールドカップに臨む、 というタイミングだった。若手起用は実らず、今年二度目の解任とあいなってしまったが。 ワラビ...

名将エディ・ジョーンズが、まだイングランドHCだった時に書いた リーダーシップについての本。 日本の読者の皆様へ の時にはワラビーズHCとしてこれからテストマッチ、ワールドカップに臨む、 というタイミングだった。若手起用は実らず、今年二度目の解任とあいなってしまったが。 ワラビーズ、スプリングボクス、日本、イングランドを ワールドカップで勝利させた手腕の持ち主だけに、 その理論は説得力がある。 エディが挙げる事例、クリケットやバスケのことはよく知らないが、 ラグビーにまつわるエピソードは実感をもって読めた。 特に、ここ数年私はヨーロッパのシックスネーションズも追いかけるようになったので、 当時エディがHCをしていたイングランドの選手の名前に馴染みがあった。 これが全然名前を知らない選手だったら、ピンとこなかったろう。 ピンと来た、と言えば、日本の選手のエピソードも取り上げられている。 五郎丸歩と廣瀬俊郎。 この本を読んでいる最中に廣瀬のウェビナーを受講していたのは何かの縁か。 日本代表のエピソードは読みつくしているかと思ったが、 五郎丸の件は初めて知る内容だった。そして五郎丸らしい、と今にして思った。 駄目押しのトレーニングに五郎丸がついていけなくなった時の エディの五郎丸への接し方だ。 五郎丸自身に考えさせた。叱らなかった。自分から答えを言わせた。 エディやるなあ。 エディが、自身の会心の試合を3つ取り上げている。 1つはオールブラックスとワラビーズの試合。2009年だったか。これは記憶がない。 2つめは2015年イングランド大会のブライトンの軌跡。 日本代表がスプリングボクスにジャイアントキリングした試合。 3つめは2019年日本大会準決勝。 オールブラックスのハカをイングランドがV字で囲い、試合も点差以上に圧倒したあの試合。 私自身の観戦ベスト3にも、日本南ア、イングランドNZ戦はある。 ブライトンの軌跡は友人宅で涙した。 イングランドNZ戦は丸ビルの迫力の巨大ビジョンのもと観戦し、イングランドの凄みに恐怖さえ感じた。 。。。ちなみにもう一試合は2000年大学選手権決勝の慶應関東学院戦。これは国立で観た。。。 エディは環境の変化、選手の変化にあわせてコーチングを変えている。学んでいる。 コロナ禍という特殊な環境で同チームを作るか。 呑み会を好まず、スマホが日常になっている20代の選手をどう扱うか。 エディは学んでいる。学び続けている。 イングランドでコーチングをしていないとき、日本にやってきてサントリーを教え、 当時在籍していたボーデン・バレットとラグビー談義を深める。 その行為が批判されようと、コーチの技術を磨いて何が悪い、と言い切る。 マネーゲームで野球から学び、バスケから学び、柳内正からも学ぶ。 エディは学び続ける。進化し続ける。だから私は彼が好きなのだ。 エディは再建屋。日本も、イングランドも、彼の下で蘇った。 日本は蘇った、ではないか。負け犬を花形に押し上げた。 低迷ワラビーズも、と意気込んだのだろうが、いかんせん選手層が薄かった。 2023まで待ってくれれば立て直せたかもしれないが、豪協会は待ってくれなった。 こうなればこれも縁、是非日本に来てほしい。 60分善戦で満足する昔の姿に戻りつつある日本代表を立て直してほしい。 フォワードは一流を保ったが、バックスは誰が何をするのかさっぱりわからないチームになった。 スタンドオフ、センター、フルバックが軸になるチームを作ってほしい。 エディとともに2023年オーストラリアに行きたい。強い日本と一緒に。

Posted by ブクログ

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