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これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/08/26 |
JAN | 9784309231372 |
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これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話
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”イノベーションとジェンダー”という副題からも伺えるように、本来「男性的なもの」として捉えられがちな技術革新、発明、テクノロジー…、といったもろもろな事柄をジェンダー論(昨今一般的に理解されているその意味合いは、そのバイアスを正す?的な?)というテーマに従ってひとつひとつ丁寧に解...
”イノベーションとジェンダー”という副題からも伺えるように、本来「男性的なもの」として捉えられがちな技術革新、発明、テクノロジー…、といったもろもろな事柄をジェンダー論(昨今一般的に理解されているその意味合いは、そのバイアスを正す?的な?)というテーマに従ってひとつひとつ丁寧に解説してくれている書籍である。 その個別の事象の取り上げ方、掘り下げ方、が、若干の(あるいは過大な?)誇張もあるだろうが、事実(ノンフィクション)を、実におもしろおかしく、興味を引くような脚色で記述されており(もちろん裏付けとなる脚注はこれでもかという位につけられている笑)飽きずに読み進めることが出来た。 ただ、著者からしてみれば「笑い事ではない」歴史上の出来事であるのかもしれないし「面白い」と感じること自体、失礼極まりないことでは無いかとも思う。この書籍で紹介されている逸話の内容は決して「笑い話」ではなく「問題提起」なのでは無いかと…。事実、前半の「テクノロジーの進歩の裏にあった、女性の表には出なかった功績、活躍」と言ったこぼれ話的な内容から、後半の「魔女狩り」の描写に変わっていくあたりで、そのような「根底にある著者の思想」を、くみ取ることが出来る。 「女性の社会進出」とか「女性の活用」とか、もう何十年も前から言い尽くされてきた課題、議題を考えるときに、過去の歴史をわかりやすく深く考えるための補助として、本書は適しているのでは無いか?そのように私は感じた。
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発明: 合理性や利便性によってあらゆるテクノロジーは発展してきたと思われがちだが、歴史を辿ると明らかに「非合理」な理由で廃れたり導入が遅れた技術は数多く存在する。それがジェンダー観だ。「スーツケースに車輪なんて女々しい」「簡単に動かせる車なんて女々しい」など、特定の商品が売れなか...
発明: 合理性や利便性によってあらゆるテクノロジーは発展してきたと思われがちだが、歴史を辿ると明らかに「非合理」な理由で廃れたり導入が遅れた技術は数多く存在する。それがジェンダー観だ。「スーツケースに車輪なんて女々しい」「簡単に動かせる車なんて女々しい」など、特定の商品が売れなかった理由にはジェンダー観による壁があった。マーケティングの施策を振り返るとき、こうした観点で考察すると新たな発見があるかもしれない。
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エコノミスト20231024掲載 評者:後藤康雄(成城大学社会イノベーション学部、日本経済論、産業組織論、金融論) 東洋経済2023114掲載 評者:渡部沙織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野特任研究員、ジェネティック・シティズンシップ(遺伝学的市民権)、公費医療、他)
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