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9月1日の君へ 明日を迎えるためのメッセージ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 教育評論社 |
発売年月日 | 2023/08/24 |
JAN | 9784866240862 |
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9月1日の君へ
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
夏休みも半分ほど終わる頃なので読んでみた。 漫画家、哲学者、新聞関係、精神科医、生物学者、NPO、遺伝学者…それぞれの立場から語られる、角度の違う話が良かった。 特に印象に残っているのは、生物学者の「時間の個性を無視して、速いのが偉いとされる現代社会」というところ。社会って本当...
夏休みも半分ほど終わる頃なので読んでみた。 漫画家、哲学者、新聞関係、精神科医、生物学者、NPO、遺伝学者…それぞれの立場から語られる、角度の違う話が良かった。 特に印象に残っているのは、生物学者の「時間の個性を無視して、速いのが偉いとされる現代社会」というところ。社会って本当にせわしないよなあと思った。 興味深かったのは遺伝学者の「才能は、訓練や教育によってどこまでも伸ばすことができる」ということろ。私とあなたは99.9%同じで、あとの0.1%とその人の置かれた環境とかの組み合わせで違いが出るという。 この2つを挙げるとなんだか温かみに欠けるように見えるかもしれないけれど、ちゃんと読むと、どうか生きていてほしいという思いがしっかり伝わってくる。 大人になってもできないこと、苦手なことはあるし、落ち込むけど、自分にできないことを自覚してある程度努力していればそれでいいのではないかと、ちょっと肩の荷が降りた感じがする。 最後に、「自殺はダメだけれど、死にたいと思うこと自体は悪いことじゃなく、学びである。」という言葉も良かった。
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死にたいって思ったことはないけれど、死んだら楽になるな、と思ったことは何度もある。あらためて書いてみて、両者にはそんなに違いはないかな、とも思う。そういうことがある都度、家族が悲しむだろうな、と思ったり、好きな漫画雑誌の次号を読むまでは、と自分をゆっくり誤魔化してきた。本書で繰り...
死にたいって思ったことはないけれど、死んだら楽になるな、と思ったことは何度もある。あらためて書いてみて、両者にはそんなに違いはないかな、とも思う。そういうことがある都度、家族が悲しむだろうな、と思ったり、好きな漫画雑誌の次号を読むまでは、と自分をゆっくり誤魔化してきた。本書で繰り返しいろんな人が語っているように、そのような希死念慮は、環境によるところが大きいので、時の流れを利用したり、自ら自分のいる環境。リセットすることで抜け出すことができる。もっともそういう真っ当な判断ができないからこそ怖いのだが。若い人向けかな?と読み始めた本書だが、なかなか静かな語り口で、われわれ大人にとっても読んで助けになるような内容でした。明日からまた仕事行きたくないな、という時に借りてきた一冊でしたが、読んで良かった、そう思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あのときの自分に会えたら私は何を伝えるんだろう。 一生の課題かも。 現実では自分に会うことは出来ないから、他者にあの頃の自分を投影しながら向き合っていくんだと思う。 すこしでも、すこしでも前に進めたと実感できればいいな
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