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人生は小説 集英社文庫

ギヨーム・ミュッソ(著者), 吉田恒雄(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/08/21
JAN 9784087607864

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商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2024/05/17

映画「マトリックス」の世界的な話なんでしょうか? 根底にあるのは妻がいるのに浮気していた作家のお相手が、味方のフリをして何十年もかけて仕返しをしようとしていた、という怨念の話でしょうか? やっぱまだまだ日本は建前、体裁がガンコに根付いていて、復讐するならここまで精進潔斎して、自分...

映画「マトリックス」の世界的な話なんでしょうか? 根底にあるのは妻がいるのに浮気していた作家のお相手が、味方のフリをして何十年もかけて仕返しをしようとしていた、という怨念の話でしょうか? やっぱまだまだ日本は建前、体裁がガンコに根付いていて、復讐するならここまで精進潔斎して、自分も滅びるつもりでやらないとダメなのかなと思いました

Posted by ブクログ

2024/01/12

若い頃、嵌まった仏文学のコケティッシュな世界、そして極上のミステリーときて面白いはずもなく、サクサクと読み始めたが・・3割ほどで見ごとに作者の陥穽に。 もともと正体不明の作家が朦朧とした設定で登場する。あれよあれよという間にその人の娘が誘拐され生死不明。悲嘆にくれる間もなく、警...

若い頃、嵌まった仏文学のコケティッシュな世界、そして極上のミステリーときて面白いはずもなく、サクサクと読み始めたが・・3割ほどで見ごとに作者の陥穽に。 もともと正体不明の作家が朦朧とした設定で登場する。あれよあれよという間にその人の娘が誘拐され生死不明。悲嘆にくれる間もなく、警察、マスコミの餌食と化す。対岸に登場する作家、そしてその息子。此処はミッソの手腕の躍如たる怒涛の流れが始まるところで、会話と言い、状況説明と言いウィットが利いた、豊穣の語彙が躍って凄すぎる。 読み手(私だけか?)は呆気に取られて観覧席で前の座席バーを握っているだけ・・えっ!なに、これ、どうしてという間もなく畳み込まれてラストへ。 まさに『人生は小説」~「小説のような人生」 思ったことは一瞬一瞬の刹那で運命は分かれて行くし、出会った男女によっても川筋は反れて行く、そして己が辿り着いた場所は・・っていう人生の教科書。 ハルキ氏が作品とともに引用されている。 彼の作品も、え・・と言う間に、彼岸に放り出され、そこで宇宙遊泳の骸とかしたことも度々あった・・だけに、何マ上手くしてやられた愉しさの1冊。

Posted by ブクログ

2024/01/10

小説と書いてロマンと読む。 ニューヨーク在住のベストセラー作家、フローラ・コンウェイの3歳の娘がいなくなった。 誘拐か? それとも・・・・・・? 始まりはこうである。 あなたのようなすれっからし――ではなく、練達の読書家ならば「はいはい、あれね」と予想するだろう。 ・混乱状...

小説と書いてロマンと読む。 ニューヨーク在住のベストセラー作家、フローラ・コンウェイの3歳の娘がいなくなった。 誘拐か? それとも・・・・・・? 始まりはこうである。 あなたのようなすれっからし――ではなく、練達の読書家ならば「はいはい、あれね」と予想するだろう。 ・混乱状態の後についに現れた人物が、名探偵ぶりを発揮して娘を連れ戻し、「犯人はあなたです!」と指摘する。 ・娘がいなくなった母親の苦悩を綿々と描き、彼女と彼女を取り巻く社会の混乱と、現代社会の問題を暴き出す。 どちらもちがう。 「じゃあ――」 ちがう。 「だったら――」 ちがう。 どの予想ともちがう世界がその後に広がっている。 読みながらたびたび頭に浮かんだのが、遊園地の乗り物である。 ぐるぐる回されたり、上下左右にふりまわされたりする類だが、眺めて自分がどうされるか知っていたはずなのに、自身がぶんまわされると想定外の動きに「きゃ――」と悲鳴をあげてしまう。 外から見るのと、乗ってみるのは大きなちがいだ。 ミュッソを読むのはそれと同じだ。 『予測不能な真相とは?』 帯には書かれているのは、使い古された言葉である。 「たいていの展開、たいていの真相は予想がつくよ」 そういうあなた! これは予想外だから! 感心しきりなのは、文庫裏表紙にある紹介文である。 誰が書いたか知らないが、きっと編集のどなたかだろう、プロの手腕とはこういうものかと舌を巻く。 こんなわけのわからない小説を、よくここまでうまく紹介したものだ。 大丈夫。これで86ページまでだから、ネタバレにもならない。 Amazonなら概要、楽天ブックスならば内容紹介のところで、それを読むことはできる。 くわえて、表紙もいい! 読み終わる頃に、読者は何度も見て頷くにちがいない。 「ああ、なるほど・・・・・・」 作者ミュッソと編集の腕が光る一冊である。

Posted by ブクログ

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