世界の美しい美術館

パイインターナショナル(著者)

• 販売会社／発売会社: パイインターナショナル
• 発売年月日: 2023/07/06
• JAN: 9784756257949

商品レビュー

2023/09/13

世界の代表的な美術館の主な写真と概要説明が載っている図鑑のような本です。
世界の美術館、憧れますが私は健康上の理由や何かで、海外旅行は無理なので、本で美術館に行った気分になりました。
東京の国立新美術館くらいは訪ねてみたいものですが、なかなかです。
原田マハさんの小説でおなじみのMoMAやサンパウロに住んでいる友人が行ったというサンパウロ美術館は他人じゃない（？）気がしました。

主に行ってみたいと思った美術館の解説文を以下に載せます。

○ヴェルサイユ宮殿美術館（フランス・ヴェルサイユ・1837年）
太陽王ルイ14世、マリー・アントワネットも住んだ絢爛華麗な宮殿

○ルーブル美術館（フランス・パリ・1793年）
世界的に有名な絵画『モナ・リザ』が微笑む、世界最大級の芸術の殿堂

○オルセー美術館（フランス・パリ・1986年）
セーヌ川沿いで近代パリの変遷を見守った駅舎を美術館として再生

○オランジュリー美術館（フランス・パリ・1927年）
都会の喧騒を忘れ、モネの大作『睡蓮』と向き合う

○コロンナ美術館（イタリア・ローマ・1700年）
映画『ローマの休日』のラストシーンも撮影されたバロック建築の宝石

○カピトリーノ美術館（イタリア・フィレンツェ・1769年）
フィレンツェに開花したルネサンス美術を支えたメディチ家の至宝

○プラド美術館（スペイン・マドリード・1819年）
王室が育み国と歩みを共にする美術館。スペイン絵画の殿堂

○バルセロナ現代美術館（スペイン・バルセロナ・1995年）
バルセロナの陽光を取り入れた1990年代モダニズム建築の名作

○ビルバオ・グゲンハイム美術館（スペイン・ビルバオ・1997年）
現代美術の最重要作品に数えられるフランク・グーリーの傑作

○パウル・クレー・センター（スイス・ベルン・2005年）
丘陵地帯にそびえるレニゾ・ピアノの設計の半円形の美術館

○オーストリア・ギャラリー（オーストリア・ウィーン・1777年）
ウィーンのバロック様式の宮殿でクリムトの世界に酔いしれる

○ファン・ゴッホ美術館（オランダ・アムステルダム・1973年）
ゴッホの弟夫妻が所有していたコレクションを基に設立

○エルミタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク・1764年）
コレクションは300万点にも及ぶ世界三大美術館の一つ

○国立新美術館（日本・東京・2007年）
波のようにうねる外観で美しさと機能性を併せ持つ建物が特徴

○ニューヨーク近代美術館（MoMA）（アメリカ・ニューヨーク・1929年）
近代・現代美術の傑作が一堂に会する、モダンアートの殿堂

○サンパウロ美術館（ブラジル・サンパウロ・1947年）
南半球で一番と謳われる、奇跡の西洋美術コレクション

2023/08/29

世界の美術館、特にヨーロッパは宮殿を利用していることが多く絢爛豪華。世界一周をするような気持ちでした。ただ、選定基準がよく分からないのと、説明は最小限で物足りなさも。浅く広く眺めるには良いです。